BOOKデータベースより
「第99回オール讀物新人賞受賞作!
「全篇にわたって楽しい」有栖川有栖
「無条件に楽しんで読むことが出来た。ああ、面白かった」乃南アサ
ニヤリ、クスリ、ホロリ……
選考委員も癒された、新・癒し系時代奇譚。
叔父を訪ねて大坂へ向かった男の道ずれは、首だけのサムライだった!?(受賞作「首ざむらい」)
とある若侍が死体で発見された。下手人は河童らしく……。(書下ろし「よもぎの心」)
現代人の疲れた心と疲れた身体に、
ただただ楽しく、チャーミング(&時々すっとぼけ)な時代小説をご用意しました!」
いつも更新を楽しみにしているねこままさんのところで、ご紹介されていたので
由原かのん | ねこままのお気楽日記 (ameblo.jp)
読んでみました。
落語みたいな設定で(『胴切り」~よく切れる刀で、上半身と下半身が分かれても生きているので、上半身は銭湯の番台のお仕事。下半身はこんにゃく玉を踏み続けるお仕事をするお話)
楽しめました。
もちろん、荒唐無稽ですが、その世界観の中では、きっちり完結していて。
会話のやり取りが面白く、時代も特定されているので、当時の考えとかも、ちゃんとフォローされていて。