BOOKデータベースより

「公営ギャンブル対象のマラソンレースで、

世界記録を狙うトップランナーに脅迫状が!

国際テロリスト集団が、襲撃を仕掛けてきた。
標的は日本人最速ランナーと、ランニングギアの開発をめぐる機密情報。
警察庁は極秘に、特別編成の組織横断チームMITを立ち上げた。
MITを率いる女性刑事は、ランナーを守れるか。

直木賞候補作『アンダードッグス』の著者による圧巻のノンストップ・サスペンス。」

 

長編を読むのは、ハジメマシテの作家さん。

(アンソロジーでは読んだことある気がします)

マラソンレースを公営ギャンブルの対象とするという設定と

スポーツ用品メーカーの開発をめぐる機密情報争奪戦

 

私はインドア派で、スポーツは苦手ですが

スポーツを見るのは、好きです。

駅伝とか、マラソンとか結構見てます。

 

近頃、周りに結構マラソンにハマっている人(もちろん市民ランナーですが)もいて、

完走するために、記録を少しでも良くするために、日々どんな努力をされているかも

聞かされるので、その点の知識だけは、あったりして。

マラソンを走る人って、練習の時、本番の時、どんなこと考えてるんだろう?なんて思っていたので、その点も興味深かったです

 

警察小説、

東京オリンピックを絡めた政治の話(オリンピックの存在意義はもうないのではないか)、

外交問題、世界規模の企業間競争

主人公の成長物語など

スケール大きめな話になってて

期待値を上げ過ぎたせいか・・・

でも、

いろいろな事態を想定して、組織として訓練をしてきたからこそ・・・といえば、納得もいきます

 

主人公のオリズルユウを初め、なかなか個性豊かで、良い感じなので

このチームで、続編あったら、読みたいです