BOOKデータベースより

「私は前に、前に進む――。
組織に巣くう不条理な倫理。
刑事・森口泉が闇に挑む。


事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。
森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。

しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。

鍛えて取得した優れた記憶力を買われたものだったが、

特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。
自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。
泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。

そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。

メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚で、

やがて殺人事件へと発展してしまう……。」

 

冒頭の掴みがすばらしく、流石の筆力で

物語の世界に引き込まれます。

公安警察の闇というものも見えてきます(「邪神の天秤」麻見和史著と共通します)

テンポよく、楽しませていただきましたが

後半、ちょっとうまく行きすぎな感じも。。。

 

あらためて、日本中にある沢山の監視カメラで、こんなに警察から見られているとは。。。

なんか恐ろしい気がします。

別に犯罪とは関わりないつもりですが(汗)