BOOKデータベースより

「高校生の時、

偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、

調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。

ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。

個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、

調律の森へと深く分け入っていく―。

一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。」

 

図書館に,予約していましたが,1000人待ちくらいだったので,

文庫化を機に,買いました。

特別な事件が起こるというわけではありませんが,

文章は,静かで分かりやすく。

音楽を言葉であらわす筆力はさすがです。

主人公も,その他の登場人物も,誠実で,清清しい方々で。

読んでいると,姿勢を正したくなる感じがします。

人生で宝物になりそうな,珠玉の言葉が,あちこちにあって,

いつか,また読み直してみたいと思わせる作品です。

前の記事との関連で,高校生男子に勧めたいとすれば,こちらかも。