コメディだった
前作を超える、破天荒っぷりなこの作品。
どっかんどっかん人が死んでいく。
バトルも容赦ない。くるっくる回る、殴る、蹴る、撃つ、爆発する。電子投げ縄で体が真っ二つになる。
迫力満点の戦闘シーンに、目が釘付けである。
２作品連続で見て気がついた。カメラワークが、新しい。前から横から、上から下から、引いて、寄って、流して止めて、グリングリン動く。これが、迫力を生む。
そしてキングスマンは、007をオマージュするパロディが満載の、コメディ映画だった。女王陛下（スウェーデンだけど）とか、雪山の戦闘シーンとか、パラシュートに国旗（アメリカだけど）とか。前作も宇宙行ったし、私が知らないパロもけっこうあるはず。
コメディだと割り切ってみると、これほど面白いアクション映画はない。心のなかで「いやそれむりっ！」と何度もツッコんだ。
とはいえ、ハリーがわんこで記憶を蘇らせるシーンは、目頭が熱くなったな。動物ずるいw
とにかく、頭空っぽにして楽しみたいなら、超おすすめ。今年の9月に新作が公開されるようだし（難しいと思うけど）。
お家で自粛のゴールデンウィーク。イライラしたら、ヘッドホンつけてこれを観よう。スカッとするよ