【ネタバレ】平塚先生がキュートすぎる件【ご注意】 | そうでもなくない?
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(5) [ 渡航 ]

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高校2年のある夏休みの1日。
結衣の愛犬を預かったことから始まり、友だちと過ごすそれぞれの日。
前巻で少し重たくなったかな?作者はコメディ路線より思いを伝えたくなったのかな?
と感じていたので、一歩踏み込んだ話になる前の軽いブレイクと思って読み進めました。
ところが、というかやはり話は深刻に。
エピソード5くらいまでは、彼らの青春にふふふっと微笑ましく感じていたのですが、雪乃が話にからむと物語は加速。またひとつ霧が晴れ、彼ら彼女らの関係が微妙に揺れました。
むぅ…これから読み進めていくのがなんだかこわい。でも、読まずにはいられない。
ああ、なんて切ない若者たち。いまどきの高校生は、こういった闇を抱えているものなの?もっと、なにも考えずにイキイキと青春を謳歌して欲しい。おじさん、そう思うよ。
確かに悩むことはとてもいいこと。苦しくて、切なくて、恥ずかしくなって死にたくなって。
でもそこから得られるものは本物。少なくとも彼ら彼女らを成長させる宝石なんだよね。
だから、僕も頑張って読み進めるよ。それこそ仕事なんてほっぽらかしてね!
シゴトシロ ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノ カアチャンゴメン
最後の八幡のセリフ
「雪ノ下雪乃ですら嘘をつく。そんなことは当たり前なのに、そのことを許容できない自分が、俺は嫌いだ」
切なくて、胸の奥から熱いものが込み上げる。
彼も戦ってる。
いままではすべてのことをやり過ごそうとしていた彼の、それは成長の証。
だから、彼らを救ってやりたい。なんもできないけど。ハッピーエンドを願うしかないけど。
結衣の思いもそう。相模と出会った後の「ごめん…」というセリフ。はぁ、健気だわ。抱きしめてやりたいわ。
でも、抱きしめて欲しい相手は僕じゃないね(;^ω^)残念だけど。
とはいえ、今回八幡も結衣の思いにだいぶ応えている気がする。彼の心の闇を払うにはまだまだ時間がかかるかもしれないけど、少しずつ進んでいる。
おじさん、うれしいな(´;ω;`)
次巻、八幡を取り巻く人々の関係はどうなるのか。
僕は祈る。何度でも言う。
ハッピーエンドでありますように。
さて、今回の爆笑ポイントは平塚先生。なんかいい人だなー。んで、お茶目でおもしろいなー。めっちゃ笑ったわ(≧▽≦)
なんで、彼氏ができないんだろう?という謎の一端が、八幡へのメールで少し解明した気がするw
いやいや、でもそのうちきっと現れる。心が広くて背の高い、おっとりしてるんだけどいざというときの芯の強さが特長なメガネ男子が。平塚先生の前に。運命の人として。
渡先生、そういうスピンオフ作品も期待してますよ。
さあ、第6巻に突撃だー!

