先日の大宮戦にて悲しいフロサポさんがいました。
審判に対して「なんじゃこらー!」「へたくそー!」「ふざけるな氏ね!」などと悪口雑言。
しまいには前の席(僕の席)を足で蹴る。
気持ちは分からないでもないが、あまりにもひどいので注意しようと振り返ったら、まだあどけない小学生低学年の男の子。その子の口から、あんなひどい言葉が出るなんて。
信じられない。
横を見ると、父親らしき方が座ってるが知らんぷりを決め込んでいる様子。
視線が合えば話しかけようとしばらく見ていたが、まったくこちらを見ず。
僕は超眼力の持ち主(笑)なので、じっと見てれば大概の方がこちらを振り向くんですが、この時ばかりは効果なし。
試合は切なかったし土砂降りだったので、結局注意できませんでした。
アウェイでフロサポ同士がもめるのもどうかと思ったし、こちらも子ども連れだったし。
あきらめました。
まあ、それにしてもひどい。
なにがひどいかって、注意しない親がひどい。
繰り返すけど気持ちはわかる。
だって、前半2得点した時には「5・6点入るんじゃね?」って思いましたもん。
誤審もひどかったし。
だから、がっかりする気持ちはわかる。
けどね、それは別です。
あんな汚い言葉を公衆の面前で口にする子どもに育てられたら、子どもがかわいそうです。
彼はきっと、これから一生なにかといえば相手を口汚く罵るでしょう。
相手を思いやることなく、欠点を見つけてはあげつらうようになるでしょう。
すべてを人のせいにして、自分を変えられない人間に育つでしょう。
不幸すぎます。
僕がブログに書いたからって、あの子の親に届くわけはありませんが、自分の気持を整理するためにどうしても書きたかったのです。
人を批判するような記事で不愉快な思いをされた方、すみません。
人のふり見て我がふり直せ。
僕も、これからきちんとした振る舞いができるよう、努力したいと思います。
素晴らしいスポーツであるサッカーで、熱狂のスタジアムで、子どもたちが正しく成長できることを願って。