「大切な人との別れ」
昨日、わが家のヤモさんが亡くなりました。

在りし日のヤモさん
帰宅後、息子たちが教えてくれました。
自転車を出そうとしたら、タイヤのそばに遺体があったそうです。
聞いた限りでは、それはとても口には出して言えないような状態でした。
たぶん、鳥に襲われたんでしょうね。
さぞや恐ろしかったんだともいます。かわいそうに。
自然の摂理と言ってはそれまでですが、割り切れない悲しさがあります。
そばには、子どもとおぼしきヤモリが、父の最後を見届けるかの如く佇んでいたそうです。
飼っていたわけでもなく、年に数回会うだけでしたが、それでも大きく成長していく姿をうれしく思ってました。
見かけたときには声をかけて、いつまでもわが家の守り神でいて欲しいと願いました。
しかし、別れは突然訪れました。
ぜひ供養してあげたいと思ったのですが、子どもたちが帰宅したときはすでに遺体はなかったようです。
とても残念です。
子どもが生まれていたことが、せめてもの救いです。
この先どんな試練が待ち受けているかしれませんが、すくすくと育って欲しいです。
子どもは、とってもかわいいです。
先日、家に迷い込んでいたところを、そっと外に逃がしてあげました。
手のひらにすくってよく見ると、つぶらな瞳がきらきらと輝いて、神秘的な顔立ちをしています。
大きくなってくれよと、切に思うばかりです。
彼のことは「ヤモちゃん」と呼んでいましたが、これからはヤモさん2世として見守っていきたいと思います。
朝から湿っぽい話ですみません。
どうしてもお悔やみを言いたかったので、この場を借りてしまいました。
たかがヤモリじゃないかとお思いでしょうが、彼のために手を合わせていただけましたらありがたいと思います。
合掌