5月11日、イングランドプレミアリーグでウ ィガンを2-0で倒したマンチェスター・ユナイテッドが、チェルシーとの激闘を制 して、見事優勝しました。
昨年に引き続き、2連覇の達成です。
最後まで、もつれ込んだ優勝争いでした。
最終節でマンUとチェルシーの勝ち点は、と もに84。
得失点差が大きく開いているとはいえ、チェ ルシーが勝利しマンUが引き分け以下であれば、優勝はブルーズのものとなります 。
そんな状況の中、ウィガン戦のマンUは非常に緊張したものでした。
前半はガチガチで、何とか攻めようとするのですが、いつものマンUらしくありません。
ウィガンも悪くはありませんが、それよりも 「優勝」のプレッシャーが選手たちを襲います。
世界トップレベルのクラッキ軍団といえども 、そこから逃れることはできないようです。
それでも、やはり役者がそろっています。
前半31分、ルーニーがふわりとあげたボール を、パク・チソン、スコールズが触ります。
ペナルティエリア、マイナス方向にこぼれた ボールをルーニーがシュート!
の直前、ボイスが後ろからスライディングタ ックル!
ルーニー転倒。
審判は笛を鳴らし、右手をペナルティマーク へまっすぐに伸ばしました。
PK獲得です。
キッカーはクリ様。
ふと、チャンピオンズリーグ準決勝ファース トレグの記憶が頭の隅をよぎります。
しかし、そこは神の子クリ様。
GKが左へ跳んだところを、右隅へ落ち着いて 決めて先制点ゲットです。
そこからは、やや固さもとれたマンUですが、何度か危ない場面もありました。
雨も激しくなってきて、何が起こるかわからないぞ的雰囲気がグッと上がってきました。
途中で、チェルシー先制の情報も飛び込んできます。
しかし、ここで「ファギー・ベイブス」の1人、途中出場のライアン・ギグスが魅せます。
後半80分、ルーニーのスルーパスに絶妙のポジショニングから技ありのシュートで追加点を獲得です!
ベテランがやってくれました。
今季のマンUは、若手とギグスらのベテラン勢が、本当に完璧に融合して強さを発揮していました。
最後の最後まで、このシナジーが勝利を呼び寄せました。
喜ぶ選手たち。
サポーターの前で重なり合ってギグスのゴールを祝福します。
GKのファンデルサールまでいます。
ひととおり喜んだあと、選手たちが離れます。
ファンデルサールは自陣ゴールまで猛ダッシュです。
クリ様は、なぜか一番下で潰れています。
そして、黒いシャツを着た太目の男もひときわ大喜びです。
…誰?
そしてそのまま、試合終了のホイッスル。
マンUの優勝です
その後、チェルシーが失点し引き分けたので、完璧な優勝ですね。
やりました!うれしい!
加えて、クリ様がリーグ得点王に輝きました。
また、ファーガソン監督はサッカーのイングランド・リーグ監督協会より、今季の最優秀監督賞とプレミアリーグの最優秀監督賞を授けられました。
優勝に、花が添えられましたね![]()
これで、勢いがつきました。
このまま、チャンピオンズリーグのビッグイヤー
も獲得し、ダブルといきましょう!
ところで、サポーター前の歓喜の輪に、クリ様の姿が見られなかったような…
き、きっとヒーローインタビューで呼ばれてたんですよね。
うん、きっとそうだ![]()
【C・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッド退団へ?】
アレックス・ファーガソンも安心はしていられない。クリスティアーノ・ロナ ウドはマンチェスター・ユナイテッドでの現状に満足していないようだ。スペイン の『マルカ』紙の報道によれば、ロナウドは“赤い悪魔”(ユナイテッドの愛称) でプレーを続けることをそれほど快くは思っておらず、早ければ今夏にも5年間過 ごしたイングランドを離れる可能性があるとのことだ。
ユナイテッドとの摩擦の原因は、年俸の引き上げが実現しなかったことだ。クラ ブが約束していた手取り年俸1300万ユーロ(約20億7000万円)での契約 更改は実行されなかった。メッシに1650万ユーロ(約26億3000万円)の 年俸を用意しているバルセロナとは事情が異なる。クリスティアーノ・ロナウドは レアル・マドリーへ足を向けようとしているが、以前から彼に興味を示していたイ ンテルも様子をうかがっている。
(C)SPORT
[スポーツナビ 2008年5月11日 13:34]
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20080511-00000018-spnavi-socc.html
ひえー![]()