アウェイ大分戦、0-0で引き分け。
内容を考えると、厳しい結果です。
療養中の関塚に勝利をプレゼントできませんでした。
まあ、試合の分析は後ほどするとして、こんなときこそちょっと明るい話題を。
川崎のターミネーターことチョン・テセ。
なんと、FIFAホームページのトップを飾ったそうです。
記事によると、「ホームページは『優れた攻撃力でDFをかき分ける鄭大世は、アジアのウェイン・ルーニーと呼ばれるにふさわしい』と紹介した」とあります。
アジアのルーニーだって( ´艸`)
ちょっとほめすぎじゃなーい![]()
テセはいつものように、「わたしは自分自身を北朝鮮人だと思っているし、北朝鮮代表に選ばれたとき、本当に光栄だと思った」と述べています。
もちろん、「わたしとルーニーは似ても似つかない。(23歳の)ルーニーはわたしよりも若いが、驚くべき選手」と謙虚な姿勢。好感持てます![]()
北朝鮮代表についてのコメントでは、「素晴らしい施設やシステムを兼ね備えたJリーグに比べてすべてのものが劣っていたほか、チームの闘志も低かったというのだ。『特に弱いチームと対戦するときは皆勝てると簡単に考えた。初めのうちは頭に来たが、いざ試合が始まってみると皆一生懸命にプレーしたし、勝つことに対する執念を見せた』」と、率直な感想を述べています。
おもしろいのが、テセの口調。
いつもと違って敬語を使ったり、自分を「わたし」と呼んだり、ちょっぴり違和感があります(笑)
もちろん記者の訳し方でしょうけど、彼も大人になったんだなあ、と筋違いの感動がわいちゃいました。
しかし、いつもは明るいテセも、いろいろな思いを抱えているんですね。
知らなかったのですが、彼は韓国国籍の親を持ち、本籍は慶北義城となっているそうです。
でも、日本で在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の朝鮮中高級学校、東京の朝鮮大学と進みプロをめざして、縁あってフロンターレで活躍しています。
純粋な日本人の僕にはわからない、苦労や悩みがいっぱいあったんでしょうね。
心から、ご活躍を祈りたいと思います(。-人-。)
最後に、彼の思いというか決意をご紹介します。
<Jリーグで挫折を経験した後、トレーニング量を2倍に増やしたという鄭大世は「わたし自身を強くしたのは条件でなく、わたしの意志だった。後悔のない最高の人生を送りたい」と力強く語った>
水曜日はゲットゴール頼むぞ!