-2024年6月2日(日) その2-

 

 あっという間に1週間過ぎてしまってますが、当日書いたブログの補足等々を書いておこうと思います。

 

↓当日のブログに書いたこと

 今日はまず、神奈川県民ホールで、沼尻先生&神奈川フィルの「昭和のレトロクラシック」コンサート聴きました☆

 私は、沼尻先生とほぼ同世代なので、昭和どっぷりのはずですが、クラシック音楽にはまだあまり触れていない時期なので、どうかしら…と思っていましたが、良く知っている曲もありましたし、曲名からはピンと来なかったのに、聴いてみたら、すごくよく聴いたことのある曲だったり、どこかで聴いたことがあって、「あ、この部分知ってる!」ってなったり、ずっとワクワクと楽しいコンサートでした☆

 神奈川フィルの方々がコーラスも担当されてたり、歌とヴァイオリンも素敵でしたし、沼尻先生と池辺さんのトークも超楽しかったですし、アンコールも「そう!この曲があった!!」って嬉しくなるような超有名な楽しいノリノリの曲で、もう本当に超楽しかったです☆

 

 

 当日の感想は、上記ブログの通りなのですが、昭和の頃の私は、そんなにクラシック音楽に親しんでいなかったのに、曲目は忘れていても、確かに聴いたと記憶のあることがとっても不思議だったのですが…、心に残る素敵な音楽が、ごく普通に世の中に溢れていた、すごく恵まれた時代だったのかもしれないなあ…と思ったり、私自身が若かったので記憶に残っているのかもしれないなあ…と思ったり、懐かしく嬉しく聴きながら、自分と音楽の関わりについても思い返す、とっても素敵なひとときになりましたので、そのことも感謝いっぱいです。

 

 そのように、私にとっては本当に懐かしい昭和レトロクラシックとしてぴったりの選曲でしたけれども、プレトークでは、池辺さんが、ご自身にとっては少し違うと仰っていて、昭和の中でも、世代差があって、懐かしい曲は違いがあるようでした。

 

 プレトーク開始に遅れてしまい、途中からしか聴けなかったのですがm(_ _)m、その中でも、楽しいダジャレが出ていて嬉しかったです。

 

 沼尻先生が、「あの頃の家庭には、どこでもヴィヴァルディ『四季』のLPがあって…。」と仰ると、池辺さんが、「今日は、『四季』は演奏されないけれども、沼尻さんの『指揮』がありますね。」と反応しておられ、ダジャレが溢れ出ていて楽しかったです。

 

 演奏会本番中の池辺さんと沼尻先生のトークも本当に楽しくて、一番下にTwitterで見つけたものを転載させて頂きましたが、他にも、「金と銀」の演奏前に沼尻先生が曲紹介をされる中で、「この曲を金さん銀さんに聴いてもらうテレビ企画があったのですが、少し痴呆が入っていた金さん銀さんがそうやってテレビに出演するうちに痴呆が治ってきたそうですよ。」と仰ると、それを受けて、池辺先生が「そうそう、『地方』のテレビ局でね。」って仰ったりもありました。

 

 他には、ダジャレではないですが、どんな曲が好きか、シンフォニーでは何番が好きかという話題になって、沼尻先生は9番がお好きと仰ってて、それぞれの作曲家の晩年にあたる曲に魅力を感じると仰ってました。ベートヴェンの第九も大好きだそうです。

 

 それに対して、池辺さんは、シューマン3番とかシューベルト3番がお好きと仰ってたと思います。

 

 池辺さんと言えば、「黄金の日々」も改めて聴いて、本当に素敵な曲だと思いました。当時はまだ大河ドラマをかかさず観ていましたから、その音楽を聴くと、その頃の情景とともにものすごく懐かしい持ちになります。

 

 池辺さんから、当時の大河ドラマの音楽作りと、現代のドラマ音楽の作り方の違いのお話がありましたが、それもとっても興味深かったです。

 

 それから、沼尻先生がソニー製品(録音録画関係?)をほとんど全部買っていたのに、ほとんど廃盤になってしまって残念だったというお話もありました。

 

 昭和の思い出は尽きない感じで、もっともっと聴きたかったです☆

 

 そんなこんなで、音楽もトークもすべて、本当に素敵で楽しいコンサートでした。感謝いっぱいです。

 

 そうそう、私の席の後ろの方が、ご夫婦でしょうか、休憩時間の会話が聞えてきたのですが、「今日みたいに、分かりやすい楽しい音楽のコンサートがいいわ。難しいとわけがわからないけれど、今日は楽しくて良かった。」と仰っていました。

 

 クラシック音楽ファンも本当にいろんな方がおられますが、私はまだまだ初心者の方なので、今回のような音楽会も本当に楽しくて嬉しかったです。

 

 でも、沼尻先生指揮で聴いた音楽は、私にとってはいつも楽しい幸せな体験となっているので、長くて重厚で難しそうな交響曲も大歓迎です☆

 

 

県民ホールは海がすぐ近くて嬉しいです☆

 

↓公演のお花が綺麗でした☆

 

 

 

 

 

 

○2024年5月25日(土)

神奈川フィルハーモニー管弦楽団2024-2025県民名曲シリーズ第20回

会場:神奈川県民ホール 大ホール

開演:14:00

指揮:沼尻竜典

ヴァイオリン:松田理奈

ソプラノ:松下美奈子

司会:池辺晋一郎

ゲスト・コンサートマスター:森下幸路

曲目:

【第1部】

スッペ/喜歌劇「軽騎兵」序曲

ケテルビー/ペルシャの市場にて

レハール/ワルツ「金と銀」

ヴォルフ=フェラーリ/歌劇「マドンナの宝石」より”第2幕への間奏曲”

ポンキエッリ/歌劇「ジョコンダ」より”時の踊り”

【第2部】

ヘンデル/歌劇「セルセ」より”オンブラ・マイ・フ”

池辺晋一郎/大河ドラマ「黄金の日々」よりテーマ

エルガー/愛の挨拶

クライスラー/中国の太鼓

サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン

スメタナ/連絡交響詩「わが祖国」より”モルダウ”

【アンコール】

オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」より”カンカン”

 

 

↓Twitter(X)から転載させて頂きますm(_ _)m…ダジャレについての言及等々あって、思い出して楽しく読みました☆

 翌日の南足柄での演奏会も聴きに行きたかったですが、さすがに2日連続遠出は無理なので諦めましたが、Twitterで楽しそうな様子を読んで、とっても嬉しい気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓当日に書いたブログ