日本画の画材屋さんはいくつかありますが

その中で、まだ行ったことがないお店、

東京、谷中の得應軒さんに

先日、初めて訪れることができました。




棚に並んだ

様々な岩絵具が入ったガラス瓶の風景は

お店によって個性があるので

それを眺めるのは、新鮮で楽しいです。





今回はお店の方に相談をしながら

彩度の高い絵具を探していたところ

わかりやすいようにと

蓋をあけて直接見せてくださいました。





一つ一つをじっくり見ていると

今まで自分の中でぼんやりしていた

〝彩度〟の理解度が上がりました。

そういうことか〜!と納得できました。




〝わからないことが、わからない〟

一番最初のその時から比べると

こうして、〝わかる〟ことが増えてくるのが

すごく面白いです。




その後も、

いろいろとお喋りしていると

紫の京上岩絵具が目にとまりました。




京上岩絵具は鉛が入っていない

新しく開発されているものらしいですね。

一度使ってみたいと思っていました。




ちょうど細かくしたものがあったらしく

まだ瓶に入れていないものを

持ってきて見せてくださいました。



すごい〜

写真だとわかりにくいかもしれませんが

どっさりあるのです。




この量は見たことがなかったので

目の前で見ただけでも

夢心地な気分になりました。




ここからわたしは

15gを購入させていただきました。

小さなスプーンで2杯くらいでしょうか。




今描いている絵の中に

早速使ってみようと思っています。

どんな色になるのか楽しみです。