漫画家志望の経営者

漫画家志望の経営者

2024年の目標→宅建合格、ケアマネ合格、漫画家デビュー
過去の目標(達成済)→奨学金360万円返済、社会的卵子凍結、マイホーム購入

ごきげんよう、エルミーナです。
本日の読書感想文を投稿いたします。
評価は⭐️⭐️⭐️
昭和に活躍した吉村昭氏の作品です。


 『破船』吉村昭(1981年)


あらすじ
 伊作の村は貧しい。砂礫で覆われた土地は痩せた土地はわずかな粟を実らすだけ、村に面した海は恵みをもたらすと同時に死者の魂が去っていくところだ。
 「お船様」が来れば飢えの恐怖から解き放たれ、妻を売らなくても口減しをしなくても暮らすことができるのだという。
 成人した男たちは冬の夜、「お船様」の到来を願って浜辺で塩水を炊く。父が身売りしてしまった今、それは伊作の仕事だ。
 彼は気づく、塩炊きは村の前を通る舟の座礁を促す行為だと。火を人家の灯りと間違えた廻船は岸に向かい岩礁にのりあげて難破してしまうのだ。
 ある冬の夜待ち侘びた「お船様」がきた。乗員は殺した。村人みなで積荷を分け合った。お船様がもたらした米は甘かった。翌年の冬、再びお船様が到来する。船に積荷はなく赤い衣をきた骸があるだけだった。衣を村の女たちで分け合った。衣を解けば幼い女児の服が二、三枚とれると女たちは喜んだ。
 数日後村で疫病が流行り、隣家が死に絶えた。弟は失明した。お船様に乗っていたのは病人で、衣を媒介して疫病が広まったらしい。村おさは村を守るため、自ら先陣を切り病人と山に入ることを決めた、母と弟もそれに従うという。山に入れば飢えは免れない、それは緩慢な自死行為であった。
 一人残された伊作は父を想った。



感想
 10年ほど前、某掲示板で「後味の悪い話」として紹介されていた。「船を意図的に難破させて積荷を奪っている村人が、いつものように難破船から奪ったのが疫病に感染した死者の衣で、持って帰ったら病原菌のせいで村は全滅した」とかそんな文章だったと思う。
 あらすじとしては間違いないのだが、疫病に感染した後の「山追い」すなわち病人は感染を広げぬために山で飢え死ぬ道を選ぶ、これこそがこの作品のメインテーマだと思うので、読後感は「後味悪く」なかった。
 「お船様」とはすなわち難破船であるから乗組員の死は必要である。村人はその死という秘密を徹底して守り、積荷という命を分け合う。疫病が蔓延すれば次世代という命を守るため、集団自死を行い死をも分け合う。
 この鮮烈な生と死の対比こそが『破船』のテーマなのである。新型コロナウイルスのパンデミックを経験した筆者世代にとって分け合う死と生とはなんだったのか、あるいは存在したのかしなかったのか、問いかける一冊と言える。
 
 

こんばんはエルミーナです。

今日も15分だけですが絵が描けました。


反省点

始めるまでぐずぐずしたこと


良かった点

線の書き方を思い出した

見る力が少し戻ってきた

模写でもトレスでも文字でも上手くなるために手段を選ぶ必要なしと実感



フィードバック

あっという間に感覚が戻ってきた。やっぱり私には力がある!

模写と理論と創作のバランスが大切とわかった。


みなさんこんにちは、エルミーナです。

 

もう一度頑張ろうと決めた6/1、勉強時間はたったの20分でした。

模写をしたのですが、まあ見る描く力落ちてますね。

絶望の20分間でした。

 

(成果)

・作業を開始できた

・模写にチャレンジできた

・トレース台(10年前に購入)を使える状態にした。

 

(反省)

・初日から自分に期待をしすぎた。

・なぜかスピード重視で汚い線を重ねた。

・勉強の記録や書類整理にこだわりすぎた。

 

(フィードバック)

・はじめられただけ大きな一歩

・作品を描く>>>>>文字での記録づくり 優先順位を間違えない!!

 

 

6/2は勤務日のため1時間だけ描こうと思います。

 

 

みなさまご無沙汰しております、エルミーナです。

 

浪人生のブログとして始まったこのサイトはもう13周年を迎えました。

 

挫折の連続だった大学受験、

大学卒業後負った360万円の奨学金とその返済完了まで、

結婚後キャリアを優先するために行った社会的卵子凍結、

そしてうつ病を患いながらのマイホーム取得

(現在ローンの審査を通った段階です)

 

このブログは、私の人生の苦難とそれを乗り越えてきた記録です。

 

 

子供のころから漫画家になりたいなと考えていた私ですが、

どうせ無理、勉強を頑張った方が確実だと本気で目指すことをしませんでした。

 

身体が弱いこともあり、大学の専門は堅実で収入が約束されたまったく興味のない

学部を選びました。

 

大学時代、ほんの1年だけ漫画家を目指そうと考えてことがあります。

トップ絵はそのころ描いたもので、もう10年前の作品です。

 

就職は奨学金を返済することを考え、ただ給料の良い会社に就職しました。

 

子供だって本当は早くに欲しかった。でもなぜ社会的卵子凍結をしたのか?

 

もう、自分の気持ちに嘘をついて生きていくことが嫌だったんです。

ずっとずっと、自分をごまかしながら生きてきました。

今、長年の夢であるマイホームの取得が叶いそうです。

もう一つの夢にも向き合う時が来たと考えています。

 

年齢的にこれが最後のチャレンジになると考えています。

人生を後悔しないために、歩みだします。

 

皆様ごきげんよう、エルミーナです。

 

さて、無事に胚盤胞を17個凍結することができたので、次なる目標のマイホーム取得に向け歩んでいこうと思います。

 

住宅ローンの審査においては、職業や持病が非常に重要になってくると思われるので、思い切って公開することにしました。

 

以下が私のプロフィールです。

 

 

年齢:31歳

職業:某化学系会社勤務の薬剤師

年収:700万円

家族:夫、胚盤胞17個

負債:なし。奨学金360万円は2年で完済済。

持病:うつ病、適応障害、睡眠障害、レストレスレッグス症候群、ぜん息、高血圧

加入中の生命保険;緩和型の生命保険2500万円。

 

今後の目標は関東に転勤し、5000万円弱の物件を手にすることです。

頑張ります!