占い師という仕事柄、悩んでいる人の
お話を聞くことが多く
とっ散らかった人生を生きてる方々に
こんな質問をよくします。
今まで生きてきた中で一番お金を使ったのは
どんな事やモノでしたか？って。
そこからこんがらがってる思考が
整理されてきたりするんですね。
大抵の人は、この質問に
ううっとなってしばらく考え込んでから
ぽつぽつ答えてくれます。
さっき、何気にこの質問を自分にしてみたら
高校生の頃から音楽(CDとかLiveとか)と本
にしかお金かけてなかったなーと。
映画は好きだったけど
若い頃は今ほど観てなかった気がする。
女子高生だったら、メイク💄とか
オシャレな洋服とかにお金かけそうなのに
まーったく興味もなかったし
その手の雑誌なんかも買った覚えない
うちの娘たちは母に似なくて
そこそこオシャレさんたちでね。
若くてキラキラ楽しそうでいいなって
少し羨ましく思えます。
もし、今、タイムスリップして
10代の私に戻れるなら
もっともっと、オシャレするといいよって
耳打ちしてあげたいな
まーそんな妄想したってしかたないか。
でも、一番お金をかけてきた音楽と本の
おかげなのかどうだかわかりませんが
若い頃から活字を書いて仕事をしてたり
出版に携るお仕事をしてる人が身近に多く
身内が書籍や雑誌の印刷所をやってて
カッシャンカッシャンと印刷の機械が
鳴り響く工場の家に住んでいたり。
私が引き寄せてるのかわからないけど
そんな環境でした。
私自身は漢字の書き取りとか苦手だし
本はよく読んでたけど……
難しい言葉はすっ飛ばしているから
読めない漢字もかなり多いし
大した語彙力はないです。
でも、今まで生きてきて思うのは
会話が弾む人って、やっぱり
とても豊富な語彙力を持ってる人が多いなーと。
言葉の魔術師だなって思えた人もいた。
私自身、本読んで難しい言葉に出会って
この言葉いいなぁって思ったとしても
その言葉が自分のものになるまでには
時間がかかったり、結局は自分のコトバに
ならなかったりするんだけれど。
言葉を自在に操れる人って
やっぱり相当読み込んで
深く自分の中に入ってるから
話しててとても面白いし
知的好奇心がうずいちゃうよね。
それだけ使いこなせる言葉があるってことは
知覚している世界が断然広いから
当たり前に見える世界が広がっていて
語彙力少ない人よりも違う世界なんだって‼️
すごいよね
どんな風に見えているんだろう…
そんな世界みてみたいなと思う火曜の夜