ららのお部屋にはアンという小人が同居しています。
コマクサの妖精で、とある魔法使いによって小人に姿を変えられたのです。
魔法使いの名はウィンター。
魔女です!
ららという乙女の大切なお友達であるアンは、この辛く悲しい身の上のことをららにちょっとだけ話してくれました。
森の大賢人ふくろうの博士が、アンが旅だった時、サ―モメ―タ―をくれました。その時、こういいました!
「この物差しを使って生きていきなさい!」
ららは壁にアンからたまわった物差しをかけました。すると、
「り▪り▪り▪」とちいさな音がして、木彫りのふくろうの物差しが口をききました。
「私は、魔女ウィンターが、小人に姿を変えたアンを今も警戒していて、魔法を送り続けていることを知っています。ウィンターから身をまもるにはいつもいつもこの木彫りのことを忘れないでいて!」
それから、しばらく間をおいて、こういいました。
「コマクサの妖精アン、あなたは3度、しんで、3度生き返ります!」
最後に、
「乙女らら、アンはもう一人のあなた。そう思って接し、このくらいちいさな心の目から、稲穂町の夏が過ぎ行こうとしていることが見てとれるのに、雨降りが続き、屋内でレイニ―ジャズをピアノでひいていたららには気づけなかったのは、ららにとっては悔しいことかもしれないけど、そうして、いのちのリレーはある。
らら!アンという友人が危機に瀕し、もし、魔女の魔法のチカラで力尽きたら、屋内においてあげてください。
住む家さえあれば、家持ち大名です!!」
そうして、サ―モメ―タ―のふくろうは一瞬、まばたきしている間に本当のふくろうになりました!
翼に乗って出発です!!
アンと、小人に転生したらら姫はふくろうの毛にしがみついて、開け放たれた窓のそとにメジャーになることを夢見て、この稲穂町から旅立ちました!
ありがとう!
感謝します。