あまりにもアップしていなかったので、7月の読書がまとめられなくなりそうだった あっぶね~
7・8月の読書まとめ
読んだ本の数:7月3冊、8月6冊
イノセント・デイズ(新潮文庫)
読了日:07月04日 著者:早見 和真
かなり前に読んだので、うろ覚え・・・
小説としては読みごたえはあったけど、気分は良くない。
冤罪をテーマと考えるには特殊なので、こんなケースもあるかなという感想。
特捜部Q 知りすぎたマルコ(ハヤカワポケットミステリー)
読了日:07月19日 著者:ユッシ・エーズラ・オールソン
特捜部Qシリーズ、回を追うごとにレギャラーメンバーが魅力的に
なり、かつミステリアスな部分も増えていって興味は尽きない。
マルコ少年ももしかしたら今後どこかに顔を出すかも。
青白く輝く月を見たか?(講談社タイガ)
読了日:07月19日 著者:森 博嗣
犀川先生がついて行きたいと望んでいたような時代に、ハギリ博士は
手が伸ばせそうな様子。やはりウグイよりも真賀田四季を最終的には選ぶ流れなのかな。この果ては一体どうなるのだろう。
居酒屋ふじ(講談社文庫)
読了日:08月04日 著者:栗山 圭介
TVドラマの「居酒屋ふじ」は親父さんがもういない世界なのね。
それもありかも。鉄拳の紙芝居で語られる親父のエピソードは
この本で読めるよ。どこまでホントかわからないところもおもしろい。
特捜部Q 吊された少女(ハヤカワポケットミステリ)
読了日:08月08日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン
これで一段落の特捜部Qシリーズ、次巻は一体いつ出るのだろう?
立て続けに読んだので、登場人物がアタマに定着しており、いいんだけどあまりに長編ばっかしなのでさすがに疲れた・・・
視力も落ちた気がする(笑) でも次に読むときは、誰が誰だかちゃんと復習しないとならないだろうな~
孤独の価値 (幻冬舎新書)
読了日:08月12日 著者:森 博嗣
あ~森先生がいつも言ってることだなぁと納得。
学校の子どもたちに、友達をたくさん作ろうとか、一人でいるのを(いじめではない場合)協調性がないと評価したりするけど、その短絡性がほんっとに余計なお世話な子どももいるんだってわかって欲しい。
みんなが同一の価値観でいないといけないってのはそもそもおかしいじゃないか、って話。
短編集もなかなかイケるのではない?
長編が好きなヒトは消化不良化と思うけど、このくらい読者を置いてけぼりにしたエンディングもアリだなと思う。
これはもう、文句なしの冒険活劇・青春物・大河モノ!
単独でブログに書きたいと思っていたのに・・・
数年に一度のお勧め本!
ブラックライダーより私は面白かったな
舞台がリアルな台湾の話なのも、日本との縁も濃く興味深く読めた点でもある。最後がもうちょっとという感もあるが、素晴らしい読書の時間だった。
下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)
読了日:08月25日 著者:柴田 哲孝
下山総裁の事件本は数々あれど、これはなんとなんと、自分の祖父が事件にかかわったのではないかという話。
かかわった人物は数知れず・・・・良くこれだけのデーターを集めたな~
と感心。何より、生存していた身内からの証言などもあり、まさに真実に肉薄するスリルはたまらない。
アメリカに「ブラックダリアの真実」って本があるけど、あの時の感じと酷似してるわ。あれも面白かったな。
続編?としてこの推論にそった小説・下山事件を著者は書いている。こちらの方がもしかしたら読み物としては面白いと思う。
本作は、ちょっと資料が多すぎて胸焼けしてしまうので(笑)
身辺が忙しく、アタマの中も忙しかった最近まで、やっと落ち着いたらもう9月。ブログもほこりをかぶってるね(笑)
少しは様々な問題の整理がついてきたのでまたブログもボチボチ行こうかな。
書きたい事はいっぱいあるけど、楽しむ方が優先だとこうなる。って、けっこうシアワセな状況じゃない?