あ、この記事アップするの忘れてた(笑)
「ふくわらい」 西加奈子著
内容(「BOOK」データベースより)
暗闇での福笑いを唯一の趣味とする編集者の鳴木戸定。
愛情も友情も知らず不器用に生きる彼女は、愛を語る
盲目の男性や、必死に自分を表現するレスラーとの
触れ合いの中で、自分を包み込む愛すべき世界に
気づいていく。第1回河合隼雄物語賞受賞作。
現在、ちょー売れっ子の西加奈子氏。
お初ですぅ~
主人公はとってもフシギちゃん。
ヒトの顔の作りにこだわりというか、興味がありすぎ、
ヒトの顔をつかって妄想の福笑いができちゃう(笑)
こんな性癖のある人、にわかには信じがたいけど
いるかもね~
そんな人の心の中ってこんな感じなのかな。
人間はみな同じものが同じように見えてるとは
限らないって、自分が気づいた時には、ものすごい
目からウロコ感で、こちらも世の中の見え方が
角度90度ぐらい変わって見えた。
色盲の人の話だったんだけど。
同じ色を見て「赤」と思っても、共通の記号で表現してる
だけで、ワタシの赤と相手の赤とは違う色なのかもって
事ね。
ところで、ありのままに生きてきたサダ。
そんな彼女を受け入れる人が徐々に現れてくるのは
感動的だ。
特に同僚の小暮さんとか、絶対友達になんてありえないと
思っていたけど。
自分が変だとか、○○が変なヤツ~とか言う以前に
こうゆう物語を読むと、世の中って自分が思うより
ず~っと変な事や変なヒトであふれているって思う。
自己を肯定して、前に進む、これっきゃない。
いわゆるひとつの
これでいいのだ~
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お土産でいただいた
銀座・フレデリックカッセルのミルフィーユ
食べるには手ごわい相手だけど、このボリュウム!
ゴチでした~
どんな迫力の顔なんだろう???プロレスの戦いぶりも興味ある!