題名と表紙が面白すぎ~
「芥川症」 久坂部羊著
内容紹介
あの名作が、現代の病院によみがえる――文豪
驚愕の医療小説! 医師と芸術家の不気味な交流を
描き出す「極楽変」。
入院患者の心に宿るエゴを看護師の視点で風刺する
「クモの意図」。高額な手術を受けた患者と支援者が
引き起す悲劇「他生門」。介護現場における親子の
妄執を写し出す「バナナ粥」……芥川龍之介の代表作に
想を得て、毒とユーモアに満ちた文体で生老病死の
歪みを抉る超異色の七篇。
今期は2作も原作がドラマになっている久坂部羊。
こんな面白いのを見つけたので。
近未来SFあり、ブラックユーモアあり・・・
これがあの「廃用身」を書いたヒトかと思うと、引き出しが
いっぱいあるな~と驚いちゃう。
けど廃用身の時は、ミステリーなのかホラーなのか
はたまたブラックなのか・・・
ちょっとわからないところがあって、なんだかどっちつかずな
気持になったけど、
今回は、そんな事もなく、芥川龍之介にひっかけた
物語はひとつひとつ独特の味があって良かった。
本当にお医者さんだから、中には本当の話もあるんじゃ
ないかと思うとぞっとする~
今期の2つのドラマも、どうなるのか期待しちゃうのだ。
なんたって、西島秀俊だもんね~、始まりはまずまず!