ある夜に、ご飯を食べ終えソファーでくつろいで
おりますと、
ピンポ~ン!
きゃあああ!
ワタシはこのピンポンが大の苦手。
ムカシのジリリリリリ~ンって電話も必要以上に
驚いてしまう。
しかもこの夜は訪問者。
こんな時間に、誰かな?面倒なヒトだとやだな~
らーら 「は~い」
??? 「こんばんわ~!」
ん?この声は?
出てみると、お向かいのおばさん。
おばさんと言っても、もう今年で90歳!
ココに来た時からず~っとお世話になっている長老だ。
ら 「どうしました?」
○田さん 「あのね、水がね、ジャージャー漏れちゃって
困ってるの!どうしよう、助けて~」
おばさんは数年前に旦那さんを亡くして一人暮らしだ。
一緒に行って見てみることにした。
床にこぼれたらしく、絨毯が捲ってあった。
キッチンの水道を見ると、どうやら浄水器のホースの
接続部分から漏れているみたい。
水を止めようとして、ホースの元にラップを巻きつけて
あった。外したら、
シュワワワ~ッ!
キャァ!ホントに大変だわ~
それから数分、あちこち探って水を止める所はないかと
格闘。
そしたら、切り替えコックらしきものが。
何気にちょっとひねったらピタッと止まっちゃった
○田さん 「わ~すごい!魔法使いみたい」(笑)
ら 「・・・・・いえいえ(笑)」
浄水器は使っていなかったみたいなので、なんかの
拍子にひねっちゃったのね。
おばさんには、あとで水道屋さんに浄水器を外して
もらうように言って、魔法使いは退散~
止まらなかったらどうしようかと思った。
よかった~