コンサートで布施明が言ってたけど、国際フォーラムって
昔、都庁があったトコロ。
その前は、土佐藩のお屋敷。
この辺は大名屋敷だらけだったそうだ。
そらそうだ、近くに皇居つまり江戸城があったんだもん。
せっかく有楽町くんだりまで来たので、ちょっと見ていこうと、
帰り道に遠回り。
ちょうど、「天皇の料理番」の原作を読んでいて
まことにタイムリー!
篤蔵が働いていた「華族会館」はこの近く、日比谷に
あるので、原作を読んでみると、この辺は草ぼうぼうの
空き地で、「三菱ヶ原」と呼ばれていたと書いてある。
篤蔵の時代には、大名屋敷の後を、かの有名な
岩崎弥太郎が買い上げて(なるほど!だから三菱の
建物が多いのか)、しばらく放置していたらしい。
殺人事件が起こるほどブキミな所だったそうな。
リッパな建物が並ぶ中を歩きながら、当時の面影を探すの
なんて到底無理だったけど、正面に見える皇居はきっと
あんまり変わんないんだろうなぁ。
地下鉄の入り口に入る前、ふと見上げたら、
重文指定の明治生命館
なんてステキな・・・。
今度は昼間、ちゃんと見学に来よう!
その時は晴れてるといいな~
そろそろ行楽の季節だもんね。日帰りでもいいからどこかへ行きたいなぁ。