ときどき見に行ってるブロガーさんが紹介していた本。
「わくらば日記」 朱川 湊人著
「かたみ歌」よりもずっと以前から、こんなに面白い本
書いていたんだ。
まだ続編や、全く違う作品もあるのを知ってうれしい。
昨日読み始めたけど、会社帰りにあと2章で終わりと
気づいて、カフェに寄ってコーヒー飲みながら読了♡
帰るまで待てない(笑) 至福の一杯と本
5連勤の最終日。なんだか疲れ果てて、家に帰るのも
面倒なカンジ。頭や感覚をリフレッシュできて、とっても
良かった。
嫌な一週間をリセットできたかな。
オハナシは、かたみ歌同様、やさしいやさしいお話だ。
コレが高橋克彦だったら、最後に地獄に突き落とすオチ
が待ってるところだけど(笑)
それはそれで面白いが、疲れたカラダとココロを癒す
ヒーリング系は大事
ヒトやモノを見つめることで、その過去を見通す力を
持った姉と、それを支える妹の周りで起こる事件。
姉妹と母が貧しくても清廉に生きる姿を・・・
っていうとなんか堅苦しいが、ほのぼの系や
スリリング系、さまざまなエピソードでぐいぐい
読まされちゃう。
靴脱いで上がるアパートとか、ガラガラ引き戸の玄関で
鍵がネジのタイプだったり、足踏みミシンの音、
しつけにうるさいおばさん・・
うまいなぁ、昭和の雰囲気もまたまたばっちりで、
おばはんはノスタルジーに泣かされる。
解けない謎がたくさんのまま終わったら、やっぱり
続編アリ!さっそく読むべし←知ってる?昭和だね~