短編の面白さ | 三龍建築士

三龍建築士

BOX・ドラマ・映画・・・ときどき読書(笑)の日々に変更~

何でも書けちゃうんだ~笑

今を時めく大作家!



「幸福な生活」 百田尚樹著





短編て引き出しがたくさんないと書けないと思う。

これだけのアイデアを持っているなら、まだまだ

ベストセラー連発だな~マジで!?

また印税に手を貸してしまった、くやし~い怒る#


ムカシ、阿刀田高さんの短編が好きで良く読んでいた。

ブラックユーモアが多く、短いけどラストの衝撃が

強烈な印象となって残るものばかり。



この作品もホントそんな作品がずらり。

全編通じて書式が統一しており、オビに書いてる通り

最後の1ページをめくると、1行だけでそれまでを

ひっくり返す言葉が書いてある。


のけぞったり感心したり泣かされたり。

しかしどれも嫌なオワリでないのがさらにいい。

時間も忘れて読み進んでしまった。


なかでも「ママの魅力」は良かったなあ!

あれやこれや想像したけど、最後にそう来るか~と

一本取られた感。



゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



短編は1作1作、導入部で切り替えが必要だから、

ジブンの瞬発力も必要な気がする。

一時期、短編に取りつかれて(笑)、読み漁った時が

あった。


著名な方々の有名な短編集、


「七つの怖い扉」とか




「名短編、ここにあり」とか

海外の異色な作家たちの短編集、

「くじ」 なんて、たまんないな!



もう一回読みたくなってきた。








寒い日は、面白い本とストロングコーヒー!