何でも書けちゃうんだ~
今を時めく大作家!
「幸福な生活」 百田尚樹著
短編て引き出しがたくさんないと書けないと思う。
これだけのアイデアを持っているなら、まだまだ
ベストセラー連発だな~
また印税に手を貸してしまった、くやし~い
ムカシ、阿刀田高さんの短編が好きで良く読んでいた。
ブラックユーモアが多く、短いけどラストの衝撃が
強烈な印象となって残るものばかり。
この作品もホントそんな作品がずらり。
全編通じて書式が統一しており、オビに書いてる通り
最後の1ページをめくると、1行だけでそれまでを
ひっくり返す言葉が書いてある。
のけぞったり感心したり泣かされたり。
しかしどれも嫌なオワリでないのがさらにいい。
時間も忘れて読み進んでしまった。
なかでも「ママの魅力」は良かったなあ!
あれやこれや想像したけど、最後にそう来るか~と
一本取られた感。
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短編は1作1作、導入部で切り替えが必要だから、
ジブンの瞬発力も必要な気がする。
一時期、短編に取りつかれて(笑)、読み漁った時が
あった。
著名な方々の有名な短編集、
「七つの怖い扉」とか
海外の異色な作家たちの短編集、
「くじ」 なんて、たまんないな!
もう一回読みたくなってきた。