さよならサンカク、またきて・・・ (*_*) | 三龍建築士

三龍建築士

BOX・ドラマ・映画・・・ときどき読書(笑)の日々に変更~

「□(シカク)」  阿部和重著


三龍建築士


最近にないグロさ。でも意外にサワヤカなのは不思議。



なぜ人類が、食人鬼とそうでないものに分かれたのか、


一切説明なしでずんずん進む。


ワタシも、主人公・水垣鉄四とよくわかんないまま、ずんずん


引きずられてゆく。




ハイパーな感覚を手に入れた水垣氏。当然、イニシアチブをとっている


思われたが・・・まさかの裏切られ方。。



最後もどっちが騙されたままなのか???




ところがこれって、じつはファミリィのストーリィ。


サワヤカな理由もわかる。おっきな家族のホームドラマだったのだバカボンパパ


長いダイニングテーブルで食事を囲み、新たなドラマの始まり。




けど「アメリカの夜」挫折気味・・・・どーん


ブルース・リーのくだりは面白いんだけど(カンフーの型の練習は


フリーの戦いでは無効だけど、コンビネーションは練習しておかないと


いざというときスムーズに手が出ないぞ~みたいなムジュンに満ちた


ハナシ。なかなかフカイ)、ちょっと光がみえては来たんだけどね~




ピストルズは遠いなぁ・・・あくび





ホームドラマは茶の間から始まった。今じゃダイニングルームからちゃぶ台
三龍建築士