手指フェチ? | 三龍建築士

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BOX・ドラマ・映画・・・ときどき読書(笑)の日々に変更~

すでに手をつけてしまった・・・この先どうしよ?(笑)


「色彩を持たない 多崎つくると、

                  彼の巡礼の年」

          村上春樹著



題名、長っ!
三龍建築士



今回はお化けも得体の知れない人物も出てこないし、理解不能な

世界へ入り込んじゃう事もナカッタキラキラ




高校時代の仲良し男女5人組、大学入学とともにひとり地元を出た


つくる君に、ある日突然彼らから絶交宣言が言い渡される。


見に覚えが無いまま、死の淵までさまよいながら何とか生きてきた


つくる君。


年上の彼女・沙羅と真剣交際を始めて、彼女から過去の問題を解決


しないと交際も先に進めないと、言われたつくる君は改めて封印を


解くことにしたのだった。




村上はじめてさんでも、読めますかえる


ただし、謎は謎のままだし、ミステリィ小説じゃないので、殺人犯も


明らかにならない。




結局、主人公自身の腑に落ちるってとこかな。


分からないのが、サリン事件にさりげなく触れていること。


これから起こるのか、起こった後の話なのかぼかしてあるのが微妙。


この後の展開がそれによってまったく違う・・・のかも。




ざっと戻ったけど、物語の時間性は確認できなかった。


何年も前の話?限りなく現在に近い話?良く見たらわかるのかなぁドンマイ


さておき。



過去の人間関係に囚われる事ってあるだろうな。


特に高校生の時の友達とのかかわりって他ではないものがあるし。


引きずって生きてくヒトはたくさんいると思う。


それでも大抵はなんとか折り合いをつけていくのだ。





多崎つくるには解決すべき(できる)問題があったということが


ラッキーだと思う。なんだか分からないものを抱えていくよりか


ずっとまし。


今はやりの、年上女子との関係もどうなるか興味深い。不二子





ところで、村上作品2度目の女子の手ネタ。手


過不足のある手に何かトラウマがあるのか?手


こんどは、小指そっくりの指がもう一本ある女性が楽譜をめくる


イメージ。手楽譜


思わず「風の歌を聴け」読み返しちゃった(笑)


こちらは小指のない女子が登場する。約束




男女5人に沙羅の存在、6本目の指。


小指が無い双子の片割れの死、一本少ない指。

何か暗喩とかあるのかな?・・不明。




ついでに久々に読んだ「風の歌を聴け」。超初期の作品だ。


今読むと文章が若くて、なんだかちょっと照れくさいような~苦笑


スコットフィッツジェラルドとかレイモンドカーヴァーとか


触発されて書きたいものではちきれそうな初々しさ。




こんな時代もあったのね~。




おりしも、レオ様主演で「グレートギャツビー」映画化だ。


時期が来た気がするので、やっと村上春樹で新訳の


「グレートギャツビー」を読もうと思う。


いつかは訳すと思って、待ってたくせに今日まで読んでなかった。


読んでから→映画も楽しみだ。





こうゆう事ですかね?←違うと思うキッパリ
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