大いなる勘違いに気づき、ぎゃっと言って飛び上がりたい気持ち。
さぁて、次はいよいよ最終巻だ。
なぁんて、この前書いちゃったら、まだまだ続くじゃん~
「ビブリア古書堂の事件手帳 4」
三上 延著
本の終わりに近づいても、解けない深い謎が???と思ったら、
あとがきになんと、そろそろ後半へ~だって
この巻では江戸川乱歩がテーマ。
小学生の頃は、それこそあの「D坂」にある図書館で、少年探偵団を
読みふけってた。
紙芝居みたいな語り口、「ああ何ということでしょう・・小林少年の
運命やいかに~」・・とかね、フフ
昭和の頃のあの辺は、まだモノクロの雰囲気がただよう町並みで
路地から二十面相や怪しいものたちが出てきそうな感じだった。
(今だって別の意味で危ないけど)
借りてきてすぐ読みたくて、歩きながら見てたらどっかのおじさんに
「あぶねぇからやめろ!」って怒られちゃうほど(笑)
中学生になると、春陽文庫っていうの?文庫のカバーが、怪しい
ピンク色で、中の耽美な世界の入り口みたい。持ってるのが
なんか後ろめた~いので、カバーはずしちゃったりして。
「人間椅子」とか「押絵と旅する男」とかたくさん読んだ。
読みたい本がたくさんあって幸せだったな~。
「D坂の殺人事件」もそのうちのひとつだったけど、
そのD坂ってのちに「団子坂」と知ってびっくり
図書館もだけど、ワタシって団子坂にあった産院で生まれたの
友達に話したら思いっきり笑われたけど、なんかちょっと
いいカンジ 乱歩と縁があったみたいで。
ビブリアの方は、今回ワタシ以上の異常な乱歩狂のオジサンオバサン
の話。気持ちはわかる~BDバッヂいいねぇ。
大輔と栞子の関係も一歩進み、謎のあの人もついに登場。
終わりじゃなくて良かった・・・まだしばらくはお付き合いできそう。
早く、続きが出ないかな~