取り返しのつかない言葉を放ってしまった後の、やるせない思い。
普通なら、そのまま後味の悪い後悔と、修復不能な関係を
引きずったまま生きていく事になる事がほとんど。
もしもう一回やり直せるなら、今度はしくじったりしないと考える。
・・でももし、修復していけるとしたら?
そんなシュミレーションが味わえるって、わたしゃ今からじゃ
遅すぎるか・・いろいろと
「空飛ぶ広報室」 有川 浩著
ドラマも絶好調だす。キャスティングがナイス!
でも綾野剛ちゃん細すぎ。もっと鍛えてないと・・ブルーだからねぇ
本はもっと、現実的。
夢だったブルーインパルスのパイロットになれたのに、一度も操縦
することなく交通事故で広報に回された自衛隊員・空井。
報道記者だったのに、不本意にもニュース番組担当になってしまった
稲葉。
女子自衛官として、現場で挫折を経験した柚木。
苛立ちながらも柚木をフォローする優しい後輩、槙。
それぞれ触れられたくない事を直撃した方とされた方。
どう修復する?
あくまでも、彼らの周りの人々が優しい。どのヒトも相手のことを
よく理解しており、その痛みを思いやる事ができる。
ここに立ち直るきっかけがある。
でも結局は、傷つく事を恐れてはフォローも出来ないと言うこと。
ヒトとヒトとはぶつかり合う事と、恥ずかしくても言葉できちんと話す
事が不可欠だと気づくのだ。
おのおの自力で解決し、立ち直っていく。
同時に
広報室は、我慢して我慢してそれでも粘り強く、国民の理解を得ようと
日夜努力している様子が描かれる。
大変特殊で大変微妙なオシゴト。
自衛隊員だって、人間だし日本国民。私たちと同じ。
そこを原点としてから、その存在意義を語ってほしいと。その通りだ
ところでこんな風に、本やTVで紹介されたら、凄い宣伝効果!
鷺坂サンに言わせたら、ん?億円効果だね。
ただし、登場人物みんないいヒトすぎ
らーらは、陸自で90式戦車に乗っけてもらった事がある。
面白いよ~、凄い迫力。 時速45キロでも体感100キロ(笑)
この連休りっくんランド(陸自の広報センターね)はオススメ。
とってもいいカンジ
空自ももっと戦闘機とかバンバン乗せてくれたらいいのにナー
・・ムリだけどね(笑)
乗ったらGに耐えらんナイよね。ゲロゲロじゃね?