その昔、バンドを組んでいたKから連絡があり、オヤジばんどで
ライブを開くという。
さっそく出かけた。
Kは、天才的にピアノがうまく、ちょっと打ち合わせをすればなんでも
弾けて、じつに歌いやすい演奏をしてくれるのだ。
結婚後は、東北地方に住んでピアノ教師をしていたが、震災後
こちらに戻ってきて、小学校教諭に復帰していた。
境遇の激変に、大変悩んでいた時期もあったけど、今度のライブの
話を聞いて、元気にやってるのがわかり、安心した。
ワタシもライブハウスなんて久しぶり。
ワンドリンクつきで、発泡酒を手に開演を待つ。
客層は、さすがオヤジばんど、仕事帰りのサラリーマンやサラリー
ウーマンでいっぱい。
オトナね~(笑)
初めて歩く街、地図の通り来たはずなのに、迷った。くやシ~
いかにも、ライブハウスがありそうな場所。
遠回りしてしまい、ムリしてはいたヒールで足がマメだらけってオチ
バンドは、エレキギター、アコギ、ドラム、エレピ、シンセ、ベース
そして、チェロ!の7人編成。新鮮。
あるアーチストのコピーバンドなのだが、長くやっている男性3人に
今回Kとチェロのヒトが助っ人の形で参加していると言うことらしい。
年齢層が同じなので、演奏される曲は、私らがやってた曲と被るものも
多く、なつかしくて楽しいものだった。
Kは、最後に会った時より、さらにやせたが、マエより元気そう。
腕は少しも衰えておらず、良かった。
ライブ後は、飲み放題のフリーパーティ。
久しぶりにゆっくりと、昔コンサートで演奏した事や、学生時代の話で
盛り上がった。
ところで、今回の助っ人で火がついたKが、恐ろしい事を言い出した。
また、一緒に音楽をやらないかと言うのだ。
だー(大汗) 超うろたえ~
何しろ、年頭のカラオケ特訓で歌がメタメタ、トシなのか、仕事の
せいか、ロングトーンもママならないのを、ひしひしと感じてこりゃ
ダメじゃん、とがっかりしてたのだ。なのに、
「おマエの声が、必要だ!」
なんて、殺し文句。どうする?どうするよ、らーら?