せどり男爵 \(゜□゜)/ | 三龍建築士

三龍建築士

BOX・ドラマ・映画・・・ときどき読書(笑)の日々に変更~

古本屋探偵といえば、なつかしいなあ!紀田順一郎、よく読みました。

鹿の幻影・古本屋探偵の事件簿・魔術的な急斜面 ・第三閲覧室・・

たくさん楽しませてもらった。

本にまつわる逸話、古書ファン特有の事件・・どれもはじめて知る

珍しい話ばかり。


神保町は、生まれた街に近かったので、古本祭りにも良く出かけたから

あの古本のにおいとか、独特な店主や客層・・重ねて想像すると

とても興味深かった。


それから出久根達郎さんの古本綺譚・古書彷徨、特に紙の爆弾などは

珍しく、歴史の暗部まで掘り起こされ、ためになった。


そんな古書のスペシャリスト達を思いながら、最近のベストセラー読んでて、

なつかしの

梶山季之著 「せどり男爵数奇譚」の名前が出て

くるなんて、びっくりしたな~驚くスリリングで他にないストーリィ。

ワクワクして読んだ本だった。


今読んでいるのは、こちら↓Yonda?


「ビブリア古書堂の事件手帖」 三上延著


ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)


TV化もされて、本はシリーズ化、絶好調である。

TVの方は、高橋克美が主役の回だけ見てログアウト。

篠川さんがちょっと・・困ったもんである。



本はラッキーな事にM女史が、またしても貸してくださり、楽しく

読ませていただいた。


御大が書いた、古色蒼然たる古本屋探偵と違い、こちらは主人公が

若くて美人の古書店主店員のマッチョなお兄さん

本の表紙だって、この通り。私なんかが読む本なのか知らん?

と思ったが、見てくれと違って登場人物は意外に古風な人たちばかり。



それでもさすが現代、セピア色から、カラー写真に移り変わったぐらいの

新しさ。

舞台も鎌倉と、とってもいかした感じである。上品でとっても良かった。



またこの機会に、せどり男爵だけでなく、紀田順一郎や出久根さん

読むヒトが増えたらうれしいかも。



続き、読も~っとYonda?





古本祭りは、お目当ての本を探すのが大変・・だけど楽しい。sao☆
三龍建築士