アルジェリアの人質事件で大変悲惨な結末が報道されている。
アルカイダやリビアのテロ組織が首謀者との話だ。
中東はどこでもこんなに怖いのか・・
ちょうど読んでいたのがこの本
「イラン人は面白すぎる!」
エマミ・シュン・サラミ著
名前も面白いな。ビール飲みたくなっちゃう(笑)サラミ・・
タイトルそのまんまのお話。
アラビア語習おうかと思うほど、中東に興味があった時期が
あり(もちろんムボウなのでやめたが)、すごく楽しく読んだ。
エマミ君は、漫才コンビ「デスペラード」を組んでいる
吉本の芸人さんだ。
ネタが過激すぎて、TVにあんまり出演せず、ゲリラライブを
しているらしい。少なくともワタシは見たことない。
外国人から見たら、中国人も韓国人も日本人も区別が
付かないように、日本人から見たらイランもイラクもサウジも
エジプトもみんな同じに見える。
顔つきはもちろん、イスラム教とか一夫多妻制とか女子はみんな
かぶりもの(チャドルね)で顔を隠してるとか。
でも、この本を読むと、イランは中東の中でもちょっと浮いた存在。
知らなかった~
イランはその昔、ペルシャ帝国を築いた歴史があり、周りのアラブは
コンプレックスをもっている為、何かとハブられるらしい。
しかもニュースでよく聞く、イスラム教の「シーア派」と「スンニ派」。
読んでわかったのは、シーア派はスンニ派の分家みたいなもので、
分家だけに厳格なスンニ派に比べ、シーア派は結構ゆるい、って事。
(すんごくさっくり)
イランはシーア派なので、例えばラマダンの日が正月とかぶって
しまうとちょっとだけ食べてもいい(笑)とか。
スンニ派はもちろん一切ダメ。
そんな事でも、イランはイラクなどからねたまれているようだ。
ビミョ~だね。
一口に中東でテロといっても、それぞれの国に過激な集団はいて、
市井のヒトは、そんな事とは関係なく、私たちと同じように
日常を過ごしているのだという事なんだ。
もちろん、笑えるネタは他に満載。
文化の違いって面白い。書いちゃったら折角の著者のネタが
つまんなくなっちゃうので、興味があったら読んで!
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
デスペラードの漫才、さっきYOU TUBEでみたら、エマミ君、
メチャクチャ日本語上手い!
ほんとにこの本ジブンで書いたのか?と疑っていたが、
うん、きっとちゃんと自分で書いてると思う(爆)