最近この二人の映画見ることが多いね。
それだけ売れっ子なのね~。
「僕達急行~A列車で行こう」
森田芳光監督
松山ケンイチ・瑛太
松山ケンイチは最近まで「平清盛」だし、
「ノルウェーの森」と「GANTZ]見たばっかり。
瑛太は「まほろ駅前~」「アヒルと鴨のコインロッカー」
「ワイルド7」・・・あらあら、いっぱい見てるね~。
この二人と、最近では「武士の家計簿」の森田監督。
どうなるのだろう・・と期待でいっぱい。
んで、見終わって。
これは!東宝の「社長シリーズ」みたい。
画質の感じとか、セリフのビミョーな間とか。
監督の狙いってソコ?
小さい頃、TVでやってた映画のあのふるーい感じ。
出てくる人がほとんどいい人で、まじめで一生懸命。
ゆるいんだけど、ヒトの為会社の為家業のために
頑張る人たち。
鉄道オタクといっても、こっちがどん引きしちゃう
ほどでもなく、許せる程度だし。
瑛太演じるコダマ君(登場人物はみな、電車の名前)は
京浜急行に思い入れがあって、携帯の着メロは
京急が発進するときの、「るるるるる~ん♪」ってヤツ。
知ってるぞ知ってるぞ~
三浦に遊びに行ったとき、発車するたび音楽みたいな
この音がするんでビックリしたんだ。コアだね~。
松山ケンイチのコマチ君は、車窓の景色ごとに
聴く音楽が決まってる。一口に鉄っちゃんといっても
ツボがそれぞれ。
なんでもかんでもではないのね~。
その世界に浸れれば、疲れない、いい映画だった。
この映画は森田監督の遺作。
フシギにズレた感じが出せる面白いヒトだった。
最後にやさしいやさしい映画が作りたかったのかな~
っと、主演2人の笑顔を見ていてそう思った。