今日の読書は、
「読んでない絵本」 山田太一著
あまりにも有名な脚本家・小説家さんです。
めずらしく敬語なのは(笑)、わりと近くに住んでいらっしゃるらしく、
2回ほどお見かけした事があるのでなんとなく・・
1度目は、最寄り駅のホームで、2度目はちょっとにぎやかな
商店街からの帰り道で。
ヒカリエに行った時、デパ地下で三雲孝江さんを見たのと違って
なんでもない時にちょっと見かけたんで、驚いちゃう(笑)
昔から、ドラマも小説もとても良い作品が多くて、必ず満足してる。
ちょっと怖かったり、ファンタジックだったり、とってもロマンチックだったり。
この本は、超短編と短篇と(笑)、脚本と戯曲。
様々な形態で読ませる。
どれもその長さに見合った尺で納まってさすがと思う。
けれど、決して枠にはまった内容ではなく、表題作などは、
何ともいえない不気味さを残しており、ただのTVのヒトが書いた小説
ではないことが分かる。
ご自分でもあとがきに書いておられるように、物語によって
ふさわしい形式を選んで作られているので、確かに小説一筋とは
思ってもらえないのかもしれないが、
んなこと、どうでもいいです!
だって面白いから。
他の誰にもかけないこの世界。先生はもっと自分をひけらかしても
いいと思いますハイ
最後に一番良かったのは、 「本当と嘘とテキーラ」
TV脚本の為、キャストが始めに書いてあるから想像しやすいのも
主演の佐藤浩市のうろたえる顔が目に浮かぶようで面白かった。
いつ放送したのかな~。
読んでから見るのも悪くない。