きゅうに思いたって、
奇っ怪紳士!怪獣博士!
大伴昌司の大図解 展
というのを見て来た。場所は、弥生美術館。
なんか、アヤシイ
東京大学の裏側にある、昭和のかおりとどことなく怪しい雰囲気が
漂っているレトロな建物。美術館っぽくない。
竹久夢二が常設展示で、今回は特設展示が大伴昌司。
ウルトラマンやウルトラQに出てきた怪獣の生態を克明に、
大真面目に書いたスケッチや、当時少年マガジンに掲載された
記事が展示されている。
怪獣の解剖図(?)は、下絵からめちゃくちゃ緻密に描いてあり
仕上がって掲載されたものは、もっと細かく描かれている。
ワタシは、少年マガジンで育ったようなものなので、ほぼ
オンタイムで見ていた。(ジョーや飛雄馬が活躍していた頃ね)
時には細かすぎてみる気にならないものもあったけど、
怪獣だけじゃなく、世の中の不思議な出来事や、妖怪、宇宙人!
にいたるまで、知らない世界をいっぱい見せてくれた。
特にエッシャーに始まるだまし絵の世界や、宇宙家族ロビンソン特集。
夢中になってみた。
宇宙家族ロビンソンは、映画「ロストインスペース」の元になったドラマ。
ロボットの解剖図には見覚えあり!大好きだったから、こんなしくみ
だったのか~と感心した記憶がある。
そうそう、名前はフライデー(笑)。
ロビンソンクルーソーだもんね、宇宙の。
怪獣売り場の特集は面白かったなぁ。
ゴジラ2億8千万円、キングコング3億円・・
カネゴンは人間だから「うりません」だって
ぜんぶ値札のタグが付いてんの
想像力あふれる作品たち。楽しんで作っていたのがうかがえてほほえましい。
こんなに才能あふれる人だったのに、たったの36年で生涯を終えてしまった。
・・あのチラシ写真、ワタシより年下なんてトホホである←そこ?
急に休めたので、出かけてきたが、本当は庵野さんの巨神兵
に行くか、ツタンカーメンに行くか悩んだ。
どちらも時間的に無理があるので後日に回した。
暑い日の午後にのんびり行くにはとてもいい美術展だった。