まとめて見、最後は「ブラックスワン」
プリマを目指すバレリーナが、手に入れた大役を前に追い詰められ
て行く物語。
ダンシングチャップリンでバレエダンサーたちのメイキングを見たので
役に関して大変厳しい世界であり、気の強くかつナルシストでなければ、
やってられないだろうな~と言うのはよく分かった。
白鳥だけでなく黒鳥も演じる・・・天使と悪魔の両方のココロを持って
いなければ、成し遂げられない。
白鳥の心を持つ彼女は、やがて精神のバランスが崩れ、母親との
確執も大きくなってゆく。現実と妄想の区別が、観客にも
分からなくなったところで、自分の心の抑圧を自ら破り見事に
黒鳥のココロを手に入れる。
どこまでが妄想でどこまでが現実なのか、周りに翻弄されるニナが
とても痛々しい・・・てか、ほんとにイタい。つま先から血がにじみ
ストレスで知らないうちに背中をかきむしり、指先が血だらけに
そもそもトゥシューズの先で立って踊ること自体信じらんな~い
(そこ
)
でも、クライマックスの舞台のシーンは圧巻。
ナタリー・ポートマン、よくやったなぁ
映画とはいえ、ごまかしのきかない役。10ヶ月であの肉体を
作り上げたそう。
すばらしい 「あしたのジョー」伊勢谷友介に並ぶ(笑)
その根性に賞賛
(む、力石がいない似てるから五右衛門にしとこう)
・・・以上、いやぁよく見たもんだ。本も読めなかった(と言うのはウソだけど)
まだまだ、これから今期のドラマが終わりに向かって盛り上がってきてるし
見るものたくさん。
でもとりあえず、今回のまとめて見は