BSプレミアムで「天然コケッコー」をやっていた
なつかしの くらもちふさこ
ワタシのなかでは「おしゃべり階段」で時間が止まっているけど
消えていく漫画家さんたちの中で、現役で描いていてくれて
ウレシイ
映画は、場面場面の登場人物のココロの動き、微妙な間・・・
そよが、広海の制服のボタンつけながら、俯いたままになる
シーンとか、母親と歩いていて、うっかり父と美容師が一緒に
いるのを目撃した時のココロの動きとか。
見せないようで、ちょうど行間を読ませるようなシーンが続く。
くらもちさんの世界だね~。よく再現されてて感動
あまりに読み込んでるから、カノジョの考えてることがわかって
次の展開が読めちゃったりするのがまた、なつかしく楽しい
彼女が近くに住んでいたこともあり、「赤いガラス窓」にでてきた
スイミングクラブ、よく泳ぎに行ったし。(北島康介もココ出身)
身近な地域の話題なので、友達と凄く盛り上がって読んでた
学園モノが多いけど、いつも思うのはどうしてこんなに中高生の
気持ちが細やかに表現できるんだろうという事。
誰もが通ってきた道ではあるけれど、何年も経っている(失礼!)
と思うのに、その頃の感性を見事にみずみずしく再現してみせる
その頃のコンプレックスも恥ずかしい失敗もちょっとしたことで
悲しかったり嬉しかったり・・・いいねっ
今だから、そう思える。
思いがけず見た映画。とてもよい出来で安心した