この所ずっと修理な日々が続いてますが…いや、続いているというよりは修理は私の人生そのもの?
です、ハイ(笑)
またまた新しい扇風機の仲間入り。引き取りに向かったのは土曜日、混雑とサンデードライバーのノロノロ対策にとフットワークの軽いゾンビ号での運搬です。
今回はちゃんとカネを払って買ったモノです。100エンで(笑)
三菱のコンパックというこの扇風機は伸縮機能&タイマー機能ナシの普及版ですが、昔のヤツだけあって安っぽさがなく重厚な(三菱らしい?)作り。
製造番号の19784、という数字から´78年(S53)製造だろうと調べたらその通りの製造年でした。
製造は「UNION DENSHI」とある通り当時の協力会社であったユニオン電子(現ミュージー)製です。
なんたって100エンなので文句は言えませんが、コンセント収納部分のカバーが無いのは別にいいとして…
このヒビはちょっとヤバいな…
配線図はシールではなく台座部分にモールドされているのは実に親切。
スイッチ基板には取って付けたようなガラス管ヒューズに大笑い!
内部の汚れは少ない方?でしょうか。
バラしていく内に次から次へと破損部分が。
首の角度動作がオカシイと思ったらバネは伸びているし何か部品が足らなそうな感じです。本来ならバネの先にボールがあって、プレートの各穴に収まる事により角度を変えられるハズです。
運良くボールはジャンク箱にあったヤツを、バネは伸びてしまった部分をカットして引き伸ばしテンションを復活させました。
プレートを収めて角度動作は直ったんですが、ふと見ると何かが折れた形跡が!
コレは…上側の角度を抑制するストッパーだなきっと。
力の加わる部分だけに頑丈に直さないといけません。
考えた末折れた所に穴を開けプラの丸棒を挿してストッパーにして、熱したマイナスドライバーを先っぽに当てて平らにし抜け止めとしました。
熱したドライバーでプラスチックを溶かし潰すなんて、昔作ったクルマのプラモデルのゼンマイ固定方法を思い出します(笑)
こんな感じでストッパーが柱に当たり、コレ以上首が上に向かないようになります。
ヒビは瞬間接着剤を塗って万力で圧縮固定し強度をアップ。
元々キズ等少なく、プラスチックコンパウンドで磨いたら100エンとは思えないくらいピカピカに。
順調に増え続ける扇風機、お陰様で家族1人2台持ちとなりました(笑)