9年前に買ったプリンター(エプソンEP‐707A)は特に不具合もなく働いてもらってましたが…

 

妙なエラーが出て使用不能に。吸収量が限界に達しました…?なんだコレ??調べたら文字通りトレイが廃インクでタプタプになっているみたいです。

が、プリンター側ではリセット出来ず基本メーカーでの修理になるそうで、時限爆弾を抱えたソニータイマーならぬエプソンタイマーともいうべきでしょうか。

 

とはいうものの、自力で何とかなるみたいなので迷わずトライします。

まずは正面カバーを開けて…

 

コーナーパネルを外し…

 

その後ろにあるトレイを外す工程は特に難しいものではありません。

エラー通りトレイ内のパッドはインクを吸ってタプタプ状態でした。

 

紙製のパッドは市販されていますがもちろん迷わず洗浄して再利用します(笑)

それにしてもインクの量が凄まじい!破れないよう何度も何度もやさしく押し洗う根気のいる作業です。

 

天日に当てて十分に乾燥させます。

 

乾くとペッタンコになり組み込むとトレイがスカスカになるので、空間にコットンを詰めました。

トレイを戻してハイ、終わり!ではないんです。戻してもエラーはリセット出来ません。

 

ここからが摩訶不思議なリセット方法…

 

 

リセットをするには良くわからない海外のリセットソフトをダウンロードし解除キーを入力するとリセットされるんですが、このソフトを「買う」んです。

私はアマゾンで850円で購入し、メールで送られて来る操作マニュアルに従い良くわからないままクリッククリックの連続操作。こんなんでリセットされるのかと半信半疑で解除キーを入力、電源を入れ直すと…

 

おっ、エラー表示が消えた!

全くもって狐に包まれた気分、摩訶不思議なリセット劇です。

 

印刷もOK!

 

因みにメーカーに出すと費用は8,000円ちょっとなので、今回はその1/10で収まりました。

単純に考えれば超激安なんですが…何かこう腑に落ちないのは確か。変なの!(笑)