メイン作業が終わったので最後は細かい?仕上げを。

 

このディオ、師匠に伺うと外装を社外品に替えているようで(ZXなのにドラムブレーキなのはこのため)その時からなのかオイルタンクのカバーが失われていました。

 

この即席カバーは息子チャンが買って間もなく近くのバイク店で診てもらった際に、そのバイク店が付けてくれたもの。力作といえば力作だけど…

 

力作と言えど見てくれがあまり良ろしくないので、師匠から純正のカバーを提供いただき元の白から黒に塗装して取り付けました。

 

最後は死んでいるフロントフォーク&キーキー鳴きの激しいフロントブレーキの点検を。

 

高グレードのZX(AF35)などはオイル式ですが、廉価版(AF34)はグリース式。

左側は摺動部のサビが酷くおまけにCリングもサビサビボロボロ状態…

 

摺動部をキレイにしてもプラスチックのカラーが抜ける気配が全くありません。

コレが抜けないとバラせないんですが動く気配が微塵もナシ。諦めます。

 

右側は右側でCリングの穴の片方塞がっていて取り出すのに一苦労。

過去に外そうとしてリングプライヤーの先端を折り込んだのでしょう。

 

左より状態がイイのにも関わらずやはりカラーが抜けません!

今にも雨が降り出しそうな空模様だったのでコチラもさっさと諦めます。

 

気休めに低粘度のオイルを流し込んでゴマカシます(笑)

結局フロントフォークはほとんど改善が見られなかったので中のスプリングが死んでいるんでしょう。

ブレーキ鳴きに関してはシュー&ドラムを紙ヤスリで研磨、キーキー音が無くなりコチラは改善しました…

 

一通りの作業を終え健康になったディオ。

JJ師匠からの部品提供により作業がスムーズに運んだ事はいつもながらに感謝です!

 

安いモノにはそれなりに理由があるワケで、その辺を理解&覚悟しておかないと軽く本体価格を上回る事態になりかねない事を肝に銘じておかなければイケマセン…