私のゴミ集めは親父の血筋によるものだったりします。
どこで拾ったのか、実家の軒下に雨ざらしで転がっていた名も無き台湾製の12V用コンプレッサー。
ラベルは多国語で書いてありますが、どこの国もほぼほぼ「コンプレッサー」っていうんですねぇ。
最大圧力は…300PSI?20.7BAR?2069KPa?? 古い人間なのでkgf/㎤でしかピンと来ない(笑)
ええと、21kgf/㎤かぁ…何かスゴいハイスペックだ!
動くかどうか分かりませんがとりあえずバラします。外装とは無関係な中身に大爆笑!
シリンダーはただのダミーでした(笑)
ほう、こうしてギアで駆動しているのかー。一応ギアにカウンターウエイトが付いているのが本格的!
コンロッドと一体のピストンはプラ製、ピストンリングはゴムのOリング!
潤滑はグリースというこの大胆さ!!
弁はピストンヘッドに付く画期的な作り(笑)
特に損傷はなくコレならすぐ動きそうです。
が、圧力計が壊れていて針が動きません。見た目は何でもないんですが…
どうせ正確性に欠けるのであっさり修理は諦めます。
ホースが元々なかったので仮のホースを付けてバッテリーを繋げたら元気に動きました!
あんなチャチな構造でもちゃんと仕事するのでコレで事足りるんですねー。
動くようにしたものの、使う事はほぼほぼないでしょうが(笑)