休日の朝っぱらから扇風機が回らなくなった!と嫁。
日なたが段々と近づいて来るので早よ直さんと!
ホームセンターで買った安もんの14年物ですが、14年もったのか14年「しか」もたなかったのか。
私は「しか」の方ですが(笑)
ふと記事を遡ってみたら…
ちょうど10年前にイジッた扇風機でした。
その間何事もなかったので安物としては上出来、なんでしょうか。いやいや…
症状はスイッチを入れてもウンともスンともいいません。コードの断線、スイッチの接触不良を調べても特に異常は見つからず。
とするとコンデンサー?いや、コンデンサーならモータが唸るとか手で回せば回転するハズ。
容量が全て抜けていれば話は別ですが…
後はヒューズ切れでしょうか。ヒューズは…この中のどこかにあるんでしょう。
コンデンサーを試すには配線を切らないといけないし、ヒューズはかなり面倒臭そうだし…
ん~迷いますなぁ!
症状的にヒューズに賭けてみます。
が、その凄まじい配線処理に唖然!他の配線を切ったら最悪修理不能になりかねません。
細心の注意を払いながらようやくヒューズを発掘。導通を確認したら見事にナシ!
それにしてもこの様な配線処理はフツー接続台を介して配線するもんですが、太さの異なる線をいちいちハンダ付けして耐熱チューブでまとめるなんて、逆に組立て工程が大変そうな感じがしますが。
肝心のヒューズは間違って買って持て余していたヤツが使えそう。ナイスタイミング!(笑)
元の動作温度は115℃でしたが、他の定格は同じなので大丈夫でしょう。
再度細心の注意でヒューズを替えます。
軸の回転が渋くなかった事から、溶断原因は温度や過電流で動作したというよりも経年劣化によるものかと。
ハイ、無事回転しました!
既に直射日光でジリジリ焼かれています(笑)
普通ココまで直す事はないですが構造、動作の単純な扇風機なら直せない事はありません。
まぁ何よりも私が普通じゃないので直しちゃうんですが(笑)