コレは実家の整理の時捨てられそうになったので持ち帰って来たモノです。

 

見るからに70年代チックなナショナルF-30H1K。

スイッチは微風・涼風・強風の3段階でグラデーションカラーがオサレ。調べたら「松風」というペットネーム?が付いていたみたいです。

この扇風機、実家にあったのに全く記憶がないという不思議な?モノで、コレと同じで緑のヤツがあったんですがそちらは直前に処分されてしまいました(緑の方は記憶があるw)

 

筐体裏面には製造年らしき数字がありましたが電気コードに1978、とあったので昭和53年5月11日製造という意味なんでしょう。

 

残念な事に首の伸縮不良&羽根の回転が渋い&強風位置で回転しない、という症状持ち。

下のカバーを開けたら長いバネがビョ~ン!と飛び出て来ました(笑)

 

原因はバネの中に組み込まれているガイドを兼ねたチューブ状のストッパー破損によるもの。

コレの代わりになるモノを探す(作る)のは難しそう…

 

ふと目に入ったのは、なぜか捨てずにあった壊れた釣り竿。

あっ、ヒラメイタ!

 

ハハ、バネの内径とピッタリ!

おまけにテーパー状になっているのでストッパーの残骸を通しても抜けずに止まります。

 

ちょうどいい長さで竿をカット。

 

ひょんな事からガイドが完成~!ゴミがゴミでなくなった最高の瞬間です(笑)

 

ガイドの中に配線を通し、グリスを塗りたくって胴体に収めた後ストッパーのストッパー?で留めれば完成。見事伸縮機能が復活しました!