バンダイが’70(S45)頃に発売した「ミニミニカー」は、9cmほどのプラ製ボディーで単5電池でモーター走行する「世界でも最も小さい電池で走る!」がウリの画期的なミニカーでした。
私も黄色のサバンナGT?を持っていた記憶があり懐しいです。
 
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手前の赤いセリカGTから時計回りにローレルSGX(黄)、ブルーバードU、フェラーリ(P5)、カローラクーペ、ローレルSGX(緑)。
モデル自体は良く特徴を捉え、バックミラーも付いてリアル感がありますが、シャーシーを共通化した事でホイールベースが決まってしまい少々アンバランスな格好に。
 
元々この「ミニミニカー」は香港のメーカーが企画・製造していたようで、当初レーシングカーなど外車のラインナップが多く、それに国産車を加えてバンダイが製造・発売していたそうです。
 
時期が時期だけに当時のトミカとカブるモノ多いですが・・・
 
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このカローラクーペのようにオリジナル車種があったりと、マニアチックさが見受けられます。
通常はブリスターパックに単5乾電池2本が付属しているものですが、このように非常に怪しい袋入り(電池なし)もありました。
それにしても1,650円(定価は600円程度)というのはボッタクリ甚だしいです(笑)
 
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シャーシーは初期型がダイカスト製、後にプラ製に変更(右はローレル、バンダイのマークが旧式)
初期型はマフラーがスイッチになっています。
 
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初期型はシャーシが簡単に外れ、モーターの中身がむき出し丸見え!
 
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このミニミニカーの面白い所は、左右のステアリング機構が付いていて更に上下に可動するガイドピンによって、専用のコースを走行させる事も出来る点です。
 
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電池を入れると颯爽と走ったセリカ。未開封品だったので40年あまりの時を経ての初走行!
 
 
…なんでも浄水場で「ホルムアルデヒド」が検出されたとかで、朝から我が街(隣接の市も)で断水中。
セシウムの次はホルムアルデヒドかいな。勘弁してくれや~