旧ソ連(ロシア)の自動車メーカーは?と聞かれても余程の4駆マニアか、マイナー系博士でない限り、そう簡単には出て来ないと思います。
ましてやソ連の旧車なんぞは知る由もありません。しかし以外な事に結構活発な自動車産業でありました。
注:独断と偏見で商用車をメインにご紹介します。
ロシアの方から購入した2冊の本。ハードカバーの豪華版。
タイトルは「АВТОМОБИЛИ」、ズバリ「車(自動車)」(笑)
手前が1巻(全252㌻)、奥は2巻(全155㌻) もちろん全てロシア語なので内容がさっぱり判りません・・・
ジープも作っています。一番上なんかアメリカ・ウィリスジープそのまま。全てモスクビッチ車。
驚くことにレーサーまでありました。これもモスクビッチ。
シャレたマイクロバスもあります。
左上から、モスクビッチA-9、スタート、右はジル118。どことなくアメリカンです。
小型トラック。上からワズ451D、キエフKMZ、ザズ970B。
ザズはどことなく愛知機械・コニーワイド360に似てます。
用途不明。エンジンが飛び出ています(笑)。良く見るとバイクのエンジン(2スト)のようです。
残念ながらスペック等不明です。
キュートな小型トラック。ドアの形状が面白いです。600cc?
極め付けは・・・
ソ連のバモスホンダ!
しかも’56年製!バモスは’70年登場、何と14年前にはこのカタチが出来ていました。
ソ連恐るべし・・・
こういう謎多き深海魚的な車を見ていると、生い立ちやスペック等が非常に気になります。
ゆくゆくはこの本の全文章を翻訳して、全容解明したいと思います。