削除されていたいじめ調査報告書概要版が復活しました | ひとり立ちできる日まで

ひとり立ちできる日まで

息子は、21歳。小中学生時代でのいじめは、
生き方、性格まで変えてしまうほどのつらい日々でした。
就職したものの、人間不信から、半年で、うつ病再発。
2021年秋からは、就労支援事業所に通所しながら、
再度、社会復帰を目指しています。
母親と、保護猫のブログです

息子が中1の時のいじめについて、

調査報告書、概要版は

市のHPから削除されておりましたが、

 

概要版のみ、再び、公開されることになりました。

私の申し入れによるものです。

 

 

当時、息子は精神的に不安定で、

いじめを思い出させるような聴き取り調査に

息子を差し出す気持ちになれませんでした。

ましてや、調査委員は、

息子の聴き取りの際、

保護者である私の同席をも認めませんでした。

 

私に「いじめなんてどこにでもある!」などと、

説教じみた話を持ち出す調査委員に、

「寄り添う」人物ではないことが見えてきた以上、

聴き取り調査のあり方にも疑問を感じていました。

 

 

「自分の息子を出さないのに、他の生徒の聴き取りをしろなんてずるい!」

そう、調査委員は言いました。

 

「では、自殺して生徒の調査はどうなるんだ?」と、言い返しましたが、

「亡くなっている場合とは違う」 

などと、わけわからない理屈をこねてきました。

 

 

結局、

満足な報告書の出来上がりではなく、

報告書には、「保護者の意向で、生徒に聴き取り調査をしない」などと、

記載されていましたが。

 

 

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報告書に対して、市の扱いを取り決めたものはありません。

今回、HPから削除されたのも、

市教委に確認すると、

あいまいな返事をされたので、

 

「まだ、息子に対して、生徒たちは謝罪してないのだから、

高校卒業までは残しておいて欲しい。」

そう、伝えました。

 

報告書には、加害者たちの名前も、学校名も、

明記されていません。

 

息子も加害者たちも、高校3年生。

市教委は、

進路を決める時期であるから、

HPから下げたような意見もされました。

 

 

いえいえ、私たち親子は、

いじめの過去が、進路選択の邪魔になることよりも、

 

まだ、加害者たちが街中でウロウロしてたり、

出くわすことが怖いんです。

 

 

もしかして、加害者たちが進路選択において、

マイナス評価になるといけないから、

削除したんですかね?

 

 

私は、今でも、

加害者たちに聞いてみたいです。

 

「なぜ、息子だけをいじめ続けたのか?」

「いじめていた過去の自分に、どう向き合っているのか」

「いじめを受け、自殺未遂にまで追い込んだクラスメートを、

いじめにより学校を去ることになってしまった息子に対して、

何を思うのか」を。