文春オンラインの記事にて、
渋井哲也さんの取材ものがありました。
愛知県豊田市内の小学校において、
当時一年生の女児が、下校途中に、
高学年男児に、後ろから、強く押される暴行を受け、
重症を負ったものの、
加害者からは、
誠意ある謝罪もなく、
女児は、PTSDになり転校することになってしまった。
その事件の場にいた女児の姉は、
その加害者と同じ学年。
妹が受けた身体の傷、心の傷に衝撃を受け、
彼女自身も、
同級生の男児との学校生活を送る不安、恐怖、
そして、妹を深く傷つけた相手に怒りや、憎しみもあったであろう。
この姉も不登校になり、
学校からの温かい支援もなく、
この家族は、豊田の地を去らざるをえなくなった。
この市は、いじめを受けた生徒や、
怪我を負わされた児童、
深く心の傷を負わされた生徒を、
「支援する」「温かく寄り添う」
そういうことができないのだろうか?
なぜ、被害にあった側が、去って行かなくてはならないのか?
加害者の人権を守る前に、
被害者、被害者家族の安心して生きる権利を
行政は、市教委は、学校は、
守らなければいけない。