”【新刊】「学校が子どもを殺すとき」 | ひとり立ちできる日まで

ひとり立ちできる日まで

息子は、21歳。小中学生時代でのいじめは、
生き方、性格まで変えてしまうほどのつらい日々でした。
就職したものの、人間不信から、半年で、うつ病再発。
2021年秋からは、就労支援事業所に通所しながら、
再度、社会復帰を目指しています。
母親と、保護猫のブログです


 

文春オンラインの記事にて、

渋井哲也さんの取材ものがありました。

 

愛知県豊田市内の小学校において、

当時一年生の女児が、下校途中に、

高学年男児に、後ろから、強く押される暴行を受け、

重症を負ったものの、

加害者からは、

誠意ある謝罪もなく、

女児は、PTSDになり転校することになってしまった。

 

その事件の場にいた女児の姉は、

その加害者と同じ学年。

 

妹が受けた身体の傷、心の傷に衝撃を受け、

彼女自身も、

同級生の男児との学校生活を送る不安、恐怖、

そして、妹を深く傷つけた相手に怒りや、憎しみもあったであろう。

 

 

この姉も不登校になり、

学校からの温かい支援もなく、

 

この家族は、豊田の地を去らざるをえなくなった。

 

 

この市は、いじめを受けた生徒や、

怪我を負わされた児童、

深く心の傷を負わされた生徒を、

 

「支援する」「温かく寄り添う」

そういうことができないのだろうか?

 

なぜ、被害にあった側が、去って行かなくてはならないのか?

 

加害者の人権を守る前に、

被害者、被害者家族の安心して生きる権利を

行政は、市教委は、学校は、

守らなければいけない。