-----------------------------------------------------------------------
そういえば、そんな時期か。そう思う時期になっていた。
あの子と比べて、ボクはあまり甘いものが得意じゃない。
初めてあの子からもらった時、正直に言ってしまって少し悲しませちゃったっけ。
なんとなく、そんな事を思い出してしまった。
そんなあの子も、隣には好きな人が居るみたい。
・・・少し、妬ける。
まぁ、ボクには色恋沙汰は興味無いけど。
・・・そんなボクにも、いつかそういう事があったりするのかな。
「ね、キミはどう思う?」
そんなあの子の好きな人に話しかけてみる。
慌ててる姿が少し面白い。
暇が出来て、ふと立ち寄ったあの子が住んでる所。
あの子は出かけてて、あの子の好きな人が居て。
・・・最初に思ったのは、普通な感じだなって。
あの子が好きになるなんて、変わり者に違いないと思ってたんだけどな。
勘が外れた。最近、勘が悪い・・・勘が働かないのは問題なんだけど。
初対面だから多少硬くぎこちない雰囲気・・・かと思ったんだけど、
やっぱりあの子が好きになった人なのか、あまり緊張してないみたいだ。
適当に話をしていた頃、彼に着信が。
どうやらあの子が帰ってくるみたいだ。なら、お邪魔虫は退散しようかね。
あの子に会いに来たわけじゃない、会えたら良いな程度にしか考えてなかったし。
それに、そのうち会える時間は作れると思う。
あと、こういう日はあの子は2人きりになりたいだろうしね。
「それじゃ、ボクは帰るかな。」
なんだかんだ、あの子の好きな人は面倒見も良いみたい。
・・・男の好みとか、お互い話してなかったしなぁ。
「それじゃ、あかねによろしく言っておいて。」
-------------------------------------------------------------------------
「ただいまー!」
帰ったらあの人のお出迎え。頬が綻ぶ。
買い物した物を部屋に運んで、ふと違和感に気付く。
テーブルの上に、コップが2つ。
「誰か来てたの?」
あの人は、私を訪ねてきた人の事を話してくれた。
久し振りに会いたかったな。メールとかしてくれたら良かったのに。
けど、してきてないって事は彼女はきっと、いつも通り気の向くまま。
変わってないんだなぁって、少し笑ってしまう。
そんな事より、荷物の中から大きなチョコレートが入った箱を取り出す。
今年も、喜んでくれるかな?
「はい、今年もチョコレートあげる♪」
----------------------------------------------------------------------
イベント作れなかったのでこれで茶を濁す。
今回の最初に出ているキャラは、自分が構想してるキャラです。
一応ゴースト内でも話しますが、核心的な所は触れてないと思います。
構想だけして、作れてないキャラでもある・・・。
そしてこれ書いてる最中に、「ルームメイトは変わり者」にてフラグ管理ミスに気付く。
イベント作れないわ書くの時間かかるわ(色々やって40分くらい)、つれぇわ・・・。