朝日が差し込む。
その光で私は目が覚める。
身体を起こし、両手を高く挙げ伸びをする。
欠伸をし、ほんの少しぼーっとする。
「…よし、今日も頑張ろ。」
ようやく布団から出て、身嗜みを整える。
いつもの服に着替え、髪を整えた。
居間に行く。
ルームメイトは、まだ起きていないようだ。
一応、ルームメイトの部屋のドアをノックする。
反応はなかった。
私は、朝食を作ることにした。
簡単なものを作り終えたくらいに、ルームメイトの部屋のドアが開く音。
目が合う。
「おっはよー!」
私は、いつも通りの笑顔を向ける。
挨拶もそこそこに、何故か頭を撫でられた。
少し、気恥ずかしい。
けど、それ以上に嬉しかった。