何してるの?
声と同時に伝わる衝撃
首に絡まってくる腕
背中に伝わる柔らかい感触
彼女から香る甘い香り
机に向かってる僕に飛びかかって様子を見てくる
僕がしてる物を見せると
なぁんだ、とつまらなそうに言った
彼女は僕のベッドに座って
また漫画を読み始める
しばらくして一段落付き
僕はふぅっと息を吐く
彼女はと見ると
ベッドで静かに寝息をたてていた
彼女の服が少しはだけていたので
僕は目のやり場に困りつつ
布団をかけてあげる
髪を撫でると彼女は笑みを浮かべた
何か夢でも見てるのだろうか
そうして撫でていると目が醒めたのか
彼女と目があった
少し顔を紅くして
一緒に寝ようよ、と言われ
返事より先に引きずり込まれてしまった
1つのベッドに2人で向かい合って寝転んで
彼女の暖かさを感じて気恥ずかしくなる
彼女が僕の身体に手を回し
僕も彼女の身体に手を回す
少し恥ずかしそうに互いに笑い
そのまま2人で眠った