※前回の続き
クリム「あ、新年迎えたね。」
ベル「そうだね。明けましておめでとう。」
クリム「今年もよろしく。」
ベル「うん。」
クリム「で、どうする?朝日でも見に行ってみる?」
ベル「それもいいかも。どこに行くの?」
クリム「そうだな…ここから近くて景色が良い所か…。」
ベル「ブブリム半島の海岸とか、かな。水平線だから…見やすいだろうし。」
クリム「そうしようか。準備良い?」
ベル「あ、ちょっと待って……うん、良いよ。」
クリム「じゃあ行くよ……テレポメア。」
クリム「到着。」
ベル「…真っ暗。寒い。」
クリム「露出高いの着てるから…。」ジロジロ
ベル「ウチらの種族だと普通の服なのに…なんかクリムの視線が恥ずかしい。…あまりジロジロ見るなぁ。」ポカポカ
クリム「寒いならおいで。ベルくらいならコートにかくまえるし。」
ベル「…ありがと。」
クリム「じゃ、チョコボに乗って目的地へ行こうか。」
ベル「うん!」
クリム「海岸線に到着。…少し明るくなってきたか?」
ベル「思ったより、人居るね。」
クリム「考える事は同じなんだろうね。」
ベル「…あ、忘れてた。はい、クリム。」
クリム「ん?…何これ?」
ベル「寒いと思って、アルザビコーヒー持ってきた。少しぬるくなってるかも。」
クリム「ありがとう。…暖まるよ。」ナデナデ
ベル「えへ…。眠気覚ましにもなるしね。」
クリム「ベルがもう少し引っ付いてくれれば、もっと暖まるのにな…。」チラッ
ベル「…しょうがないなぁ。」ギュッ
クリム「…しょうがないとか言ってるのに、身体は正直だね。嬉がってるじゃないか。」
ベル「な、何言って…」アセアセ
クリム「尻尾。」
ベル「うっ…。」カァァッ
クリム「まぁ、そんなベルが可愛くて良いんだけどね。」
ベル「…恥ずかしい事、普通に言わないでよ。……バカ。」テレテレ
クリム「…さて、そろそろかな。」
ベル「そうだね。周りもみんな、太陽の方を見てるのって面白いね。」
クリム「……。」
ベル「わぁ…綺麗。」
クリム「そうだね。」
ベル「…来て良かった。こんな綺麗な景色が見れたから。」
クリム「良かったよ。…僕も、ベルの喜ぶ姿が見れたしね。」
ベル「うん。……そろそろ帰ろ。」
クリム「まぁ、見る物は見たしね。…じゃ、デジョン~。」
ベル「ただいま~っと。」
クリム「おかえり、って言えば良いのかな?ベルの家だけど。」
ベル「ん~っ……ふぁ、眠くなってきた。」
クリム「じゃ、一緒に寝ようか。」
ベル「…するの?」
クリム「したいならするけど?僕は姫始めしたいけど。」
ベル「…じゃ、連れてって。」
クリム「はいはい、お姫様。」ヒョイッ
ベル「…やっぱりやめよっか。」
クリム「だーめ。もう僕の手の中だから、無駄だよ。」サワサワ
ベル「ひぅっ!?やっ…そこは……」ビクッ
クリム「ほら、やっぱり…正直じゃないんだから。」
ベル「…バカ///」
という事で、あけおめ!
あ、残念ながら姫始めの様子は「ここには」無いですよ。
100%規制食らうだろうし。
でもまぁ、初日の出は良いっすよね。見た事無いけど。
今年もまったりしつつ、よろしくお願いします。
あ、アルザビコーヒーをゲーム内で飲んだ事無かったな……