*大事な話 | 月夜の記録

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私が主治医に話さなきゃ

みんなのこと
私も最初は正直わかってなかった
でも今はいろんな人を感じるのは本当
そしてその人たちがいたから私がここまで生きてこられた
なのでその人たちのことも労って治療していきたい
 
 
解離についてはまだ一度も話していないし、それについて主治医としっかり話したことがないので一回先生の考えを教えてもらいたいです。
 
多分このことに関してはなかなか理解されにくいだろうからもしかしたら一時的にギクシャクするかもしれない。考えが違って。でも私は治したいので、そして私だけではなくみんなのことも大切にしていきたいので、というかこれまで生きてこられたのは中にいる人たちがいたおかけだと思っているので、なのでその人たちのことをしっかり労ってあげたい。
辛い気持ちばかりを背負わせてきた子にはしっかり謝ってありがとうと伝えて、ある部分の記憶を持っている子の記憶はこれからは私がちゃんと抱えて、むしろ長い間バケツに暗闇に(これは日記で教えてもらいました)閉じ込めてしまってたから、ちゃんとその人たちのケアをしていきたい。
 
他人が聞いたら、ケアをしていきたいってそれあなたでしょ笑、なんで他の人みたいに言うの笑、と捉えられるかもしれない。けど、んーなんていえばいいんだろう。とりあえず辛い記憶をもっててくれたのはその子たちなので(みんな私より年下です、一人はわからない)、これが私の中で感じていることをそのまま書いた感じかな。
 
すぐにわかってもらえなくても構いません。だって、きっとわかりにくいと思うから。でも時間がかかってもいい。話し合いをしてすり合わせながら、お互いの(お互いのってまるで同じ土俵で話してるみたいで失礼かもしれないけど)いつかできるだけ同じ認識で、細かい認識の違いはあれど、大きな方向だけは同じ方を見て治療していけたらと思っています。
 
きっとその際には私の考えを言わせていただくこともあると思います。もしかしたらそれは先生の考え方とは違うものかもしれません。でも喧嘩をしたいとか先生の考えは違うとか言いたいのではありません。あくまでもよくなるために、私の考えていること感じたことこれまでのことを話させてもらうと思います。もしかしたらそれで嫌な気持ちにさせてしまったり、んーなかなかうまくいかないなあと思わせてしまうかもしれません。でも、私はみんなのことも大事にしたいし、○○先生っていう人と信頼関係を築いて治療したいと思っています。
 
解離の話をするためには、まだ話していない予備情報がたくさんあります。これまでの経過、私の中で起こっていること。前に先生の方から、「ご自身はどのように感じているんですか?」と聞いてくださったので、私の感じていることをまずは知ろうとしてくれて、話させてくれる機会を作ってくれたのだけど、私自身がうまく語れななくて、ごめんなさい。今は話せませんと言った。
 
どう思われるか怖いから、前の医者のように言われるのが怖いから、さすがにあそこまでは言わないと思うけど、やはりこういう現象なだけに抵抗もあります。どう思われるのかなと。
 
そして今の状態に至るまでの経過もあります。最初はどう感じていたのか、いつ気づいたのか、いつ認識したのか、これまでの支援者たちはどう関わってくれたのか、そして今の病院での治療。全て踏まえて、私がこの解離というものにどう向き合っていきたいのか。
 
それを話さなければ、事実的な表面だけ話しても、うまく伝わらなくて誤解されたりするだけだろうな、また傷つくことになるんだろうなと思うから話すことに抵抗がありました。
 
でも、うまく話せるのを待っていても、まとめるのをまっていてもまとまらないので、少し怖いけど途中からでも話してみようかなと思いました。
 
読んでくれてありがとうございます。
○○先生のお考えを教えてください。
 
前提として私はいわゆる解離性同一性障害だとは思っていません。完全なスプリッティングはしていないからです。ただその人たちがいることは事実です。事実とかいう書き方がなんかしっくりこなくて心地悪いのだけど、やはり言えることはその人たちがいたから生きてこられたということ。そしてまたそれを認識してから初めて良くなってきたこと。実は前はもっともっと酷い状態でした。
なのでその人たちをねぎらっていきたいということ。そして実はその人たちも元は私の一部だったということ。←今はこの認識までになっています。その人たちのことも大切にして実はみんなが私なんだよと歩いていきたいこと。