入院も長くなってくると元気になられて無事に退院される方や、病室の移動などが時々ありいろいろな方と共同生活をする事になります。
気楽なのは個室ですが退院が決まっていたらいいとは思いますが、それなりに個室料もかかってしまいます。何分働けない身なので贅沢も言ってられないですね。
さて、今入院している病棟なんですがかなりお年を召された方が大多数で、平均年齢は65歳以上だと思われます。でも、みなさんお元気な方が多く自分で洗濯をされたり、朝ドラを観に病室から談話室までテクテク歩いてきたりとできる事は自力で頑張っていらっしゃいます。
そして自分の病室も個性豊かな方々が病気と闘っています。
まずはIさん。いつ見てもベッドで横になってる姿を見た事がなく必ず座って、姿勢もしゃんとして本を読まれています。滑舌もよくお見舞いに来たご家族の方とも話題豊富に色々な話をしています。
何をされていたんだろうと思っていたら、どうやら校長先生だという事でした。
やはり校長職に就けるものを持っているんだなぁといつも感心しきりです。
続いてMさん。お見舞いに来る奥様ともどもとても優しそうでほのぼのした方です。
病院に併設されている看護学校の実習生の実習も快く引き受ける度量の持ち主です。
もちろん、あまりというか全く社交性のない自分のとこにはそんな話はこないのですが…。
実習生も決められた事をしっかり伝えなきゃという事で食事の前の手の洗い方を丁寧に説明したり、一緒にやりましょうと手洗いを2人でしたり、歯磨きはしました?今日はお風呂はいりますか?などとあれこれ確認をしていきます。あ~、自分だったら途中でイヤになりそうだなぁって(実習生がではないですよ)思ってしまいますが、Mさんはイヤな顔一つせずやっています。
最近気付いたのですが、どうやら若い女子との会話を楽しんでるみたいです。実習の最終日に「またくるんでしょ?もう終わりなの?」って淋しそうに聞いていました。気が若いですね。いつもゴールドのすごい時計をしていたりボーダーのトップスを着ていたりとおしゃれにも余念が無いMさんです。
そして、一番最後にこの病室に来られたKさん。あまり体調もよくないみたいで病室からは出られない状態です。病院食も食べられずな状態なのでとても心配です。
お腹を下しているようで、昼夜問わず出てしまうらしく病室に専用の大人仕様のおまるが用意されていました。
という事は…です。そうですカーテン越しにです。最初はホントにビックリして正直無理!って思ってしまいました。夜中も部屋の電気を付けるため、こちらも目が覚めてしまいます。ごはん中でもいかんせん整理現象は止まりません。少しばかり自分の中で消化できない気持ちが正直ある反面、一番ツラいのはKさんなのにそんな風に思う自分がイヤになったりモヤモヤしてしまいました。
でも、毎回看護師さんに片付けてもらう際にか細い声で「ありがとうございます」と必ずお礼を言うのを聞くと、あ~もう少し気持ちを大きく持たなきゃと教えられます。
でも、夜中に電気で目が覚めてしまうとはぁ~ってなったりの葛藤が日々続いています。
ツラい時はお互い様。思いやりを持てる人になりたいと教えてもらいました。
自分もそこまでできた人間ではないので、カーテン一枚しかない共同生活に時にイラッとしてしまったり、時にイヤな気持ちになってしまう事もありますが、もしかしたらというかどこかで自分も同室の方々にそう思わせてるかもしれません。
まだまだ未熟な自分を思い知らされますが、そこから何を学べるのか前向きに考えられる人になりたいと思います。
今夜も2時間おきに起こされそうな予感がしますが、有言実行!イライラしないように心を落ち着けられるよう頑張ります。
さてさて、今夜の結果やいかに…。
ちなみに食事中のゲップやオナラは日常茶飯事です。最初はウゲ~ってなりましたが、今は結構平気になっちゃいました。もちろん自分はしないですよ。
まぁ、でもあまり気分のいいものではないので1人談話室でごはんを食べたりして防衛策も忘れないようにしています。